兵庫県知事選、中村稔氏と中川暢三氏が立候補取りやめ 「兵庫と大阪合併」掲げ、新たに１人出馬表明

　斎藤前知事の失職に伴う兵庫県知事選（３１日告示、１１月１７日投開票）で、出馬を表明していた中村稔さんと中川暢三さんが２９日、立候補を取りやめると発表しました。

　経産省の元官僚、中村稔さん（６２）は「立候補者が増えて環境が変わり、政策を広く理解してもらうことが難しい」などとして立候補を断念しました。

　また、元加西市長の中川暢三さん（６８）も、立候補の取りやめを発表。「候補者乱立による斎藤さんの再選を回避する」などと、理由を説明しました。

　一方、会社社長の木島洋嗣さん（４９）が、「兵庫県と大阪府の合併による関西州構想」などを掲げて、新たに出馬を表明しました。

　兵庫県知事選にはこれまでに、前知事の斎藤元彦さん（４６）のほか、大沢芳清さん（６１）、稲村和美さん（５１）、清水貴之さん（５０）、福本繁幸さん（５８）、立花孝志さん（５７）が出馬を表明しています。