国道でひき逃げの疑い 無免許の１９歳男逮捕 新聞配達員の男性死亡 「知らない」から黙秘に転じる 滋賀・彦根市

　３０日早朝、滋賀県彦根市の国道で、原付バイクに乗っていた新聞配達員の男性がひき逃げされて死亡した事件で、警察は１９歳の男を逮捕しました。

　男は無免許でした。

　無免許過失運転致死と道路交通法違反（ひき逃げ）の疑いで逮捕されたのは、滋賀県豊郷町に住む無職の男（１９）です。

　男は３０日午前６時ごろ、彦根市犬方町の国道交差点で乗用車を運転中、原付バイクに乗っていた彦根市の新聞配達員、磯崎文彦さん（６９）と出合い頭に衝突して死亡させ、そのまま逃走した疑いが持たれています。

　警察によりますと、防犯カメラの映像から乗用車を特定し、同乗していた車の名義人から話を聞くなどして、男が浮上。

　電車で移動するのを追跡捜査し、岐阜県美濃加茂市内で逮捕したということです。

　男は無免許でした。

　男は逮捕された際、警察に対し、「知らない、自分でない」などと話していましたが、その後黙秘しているといいます。

　警察は、当時の詳しい状況を調べています。