オアシス、2公演追加を発表 チケット騒動で釈明も

スマートフォンに表示された英バンド「オアシス」の2025年ツアーのチケット販売サイト（2024年8月31日撮影）。(c)Oli SCARFF / AFP

【AFP＝時事】再結成を発表した英バンド 、オアシス（Oasis）は4日、完売した来年のツアーについて2公演を追加すると発表した。チケットをめぐっては、異常な高値で販売されるなど、多くのファンが不満をあらわにしていた。


　オアシスはX（旧ツイッター）に「驚異的な需要のため、ウェンブリー・スタジアム（Wembley Stadium）での2公演が追加された」と投稿。追加公演は2025年9月27日、28日に行われる。


　オアシスによると、追加公演のチケットは「段階的かつ招待制の抽選」を通して販売される。


「1回目の販売で（チケット販売大手）チケットマスター（Ticketmaster）から購入できなかった多くの英国のファンが最初の抽選に応募できる」とし、「詳細は近日中に発表される」と述べた。

　8月31日にチケットの販売が開始されると購入希望者が殺到して争奪戦となり、導入されていた「ダイナミックプライシング」により価格が急激に引き上げられた。販売サイトでは待機時間が数時間に及んだ他、技術的な不具合で購入できなかったファンもいた。


　こうした状況に多くのファンが怒りをあらわにした。オアシスのメンバーは4日夜、ダイナミックプライシングの導入については知らされていなかったと釈明した。

【翻訳編集】AFPBB News