マリニンがGP2連勝、佐藤2位 スケートカナダ
AFPBB News / 2024年10月28日 10時55分
24-25フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ、男子シングルの表彰式に臨む(左から)2位に入った佐藤駿、優勝したイリア・マリニン、3位に入った車俊煥(2024年10月27日撮影)。(c)Geoff Robins / AFP
【AFP=時事】24-25フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ(Skate Canada International 2024)は27日、カナダ・ハリファクス(Halifax)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、世界王者のイリア・マリニン(Ilia Malinin、米国)が優勝し、3連覇を果たした初戦のスケートアメリカ(Skate America 2024)に続くGP連勝を飾った。
「4回転の神」ことマリニンは、予定していた4回転ジャンプ4本のうち一つを3回転にしたが、全体的にはスムーズな演技でフリー195.60点、合計301.82点を獲得し、2位に40点以上の差をつけて圧勝した。今季から国際スケート連盟(ISU)が解禁した後方宙返りもファンに披露した。
男子選手がスケートアメリカとスケートカナダの開幕2戦を連勝するのは、1999年のアレクセイ・ヤグディン(Alexei Yagudin)以来2人目となる。また今回の優勝で、マリニンは12月に行われるGPファイナル進出も決めた。
マリニンは「きょうの自分の滑りにはすごくホッとした」とコメントし、「2大会連続でグランプリに出るというのは厳しい決断だったが、この2週間の自分をとても誇らしく思う。簡単ではなかった」と話した。
佐藤駿(Shun Sato)は2回転倒するなどミスが続いたが、フリー164.64点、合計261.16点で2位に入った。車俊煥(Cha Jun-hwan、チャ・ジュンファン、韓国)が4回転ジャンプ2本を組み込んだ演技で171.93点を獲得し、合計260.31点でショートプログラム(SP)4位から3位に順位を上げた。前年王者の山本草太(Sota Yamamoto)は4位だった。
アイスダンスでは、昨季の世界選手権で2位に入ったカナダのパイパー・ギレス(Piper Gilles)/ポール・ポワリエ(Paul Poirier)組が連覇を達成。リズムダンス(RD)でトップに立つと、フリーダンス(FD)でも128.40点を獲得して合計214.84点に伸ばした。
【翻訳編集】AFPBB News
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