北朝鮮、ロシアに1万人派兵 米国防総省
AFPBB News / 2024年10月29日 10時6分
2024年10月16日にロシア極東ハバロフスクの軍事施設の訓練場に北朝鮮の要員が集結していると韓国の国家情報院(NIS)が主張する衛星画像。NIS提供(2024年10月18日公開)。(c)AFP PHOTO / AIRBUS DEFENCE AND SPACE VIA SOUTH KOREA'S NATIONAL INTELLIGENCE SERVICE
【AFP=時事】米国防総省は28日、北朝鮮が約1万人の兵士をロシアに派遣し、訓練を受けさせているとの見方を明らかにした。米国はこれまで、派兵規模は3000人超と推定していたが、その3倍となる。
国防総省のサブリナ・シン(Sabrina Singh)副報道官は記者会見で、「われわれの分析では、北朝鮮は計1万人前後の兵士を訓練のためロシア東部に派遣している。今後数週間で、ウクライナ周辺でロシア軍を補強する可能性がある」と述べた。
ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、北朝鮮による派兵を「極めて危険」と非難している。
北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ(Mark Rutte)事務総長も、「ロシアによる紛争の危険な拡大」と非難。「ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が焦りを強めている表れ」だと指摘した。
欧州連合(EU)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)欧州委員会委員長も、北朝鮮による初のロシア派兵は「ウクライナ侵攻の重大なエスカレーションを意味し、世界の平和を脅かす」と警告した。
ルッテ氏は、2022年の紛争開始以降、ロシア軍の死傷者は60万人を超え、他国の支援に頼らなければ侵攻を維持できない状態にあるとの見方を示した。
それでもロシア軍はなお、ウクライナで着実に前進し、制圧地を広げている。
【翻訳編集】AFPBB News
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