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北朝鮮派兵説は「言い分」にすぎない ロシア国連大使

AFPBB News / 2024年10月31日 11時55分

米ニューヨークの国連本部で開かれた安保理会合で発言するロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使(2024年10月2日撮影)。(c)Bryan R. SMITH / AFP

【AFP=時事】ロシアのワシリー・ネベンジャ(Vasily Nebenzya)国連(UN)大使は30日、国連安全保障理事会(UN Security Council)の会合で、北朝鮮兵が対ウクライナ紛争の前線に派遣されているとの見方について、「単なる言い分」にすぎないと一蹴した。


 ネベンジャ氏は、米国と英国は「偽情報」を流しているとする一方、ロシアと北朝鮮の関係は国際法に基づいたものだと主張。北朝鮮派兵説に関しては「単なる言い分にすぎず、説得力はなく、国際平和と安全保障を脅かす真の問題から焦点をそらすことのみを狙ったものだ」と批判した。


 会合ではネベンジャ氏に先立ち、米国代表が、北朝鮮兵最大1万人がロシアに配備されており、ウクライナとの戦闘に動員される可能性があると主張した。




 ネベンジャ氏は、仮に米国の主張が事実だとしても、「米国とその同盟国が、(ウクライナのウォロディミル・)ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)政権を支援する権利があるとの誤った論理を押し付けようとするのに対し、ロシアの同盟国にはそうした権利がないのはなぜなのか」とも語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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