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F1で通算4度のタイトル獲得を果たした偉大なドライバー

AFPBB News / 2024年11月22日 16時35分

フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)、レッドブルのオランダ人ドライバー、マックス・フェルスタッペン(2024年11月3日撮影)。(c)Miguel Schincariol / AFP

【AFP=時事】今週末に行われるフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の今季第22戦ラスベガスGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがマクラーレンのランド・ノリスを抑えて年間優勝を確定させれば、通算4度のタイトル獲得を果たした史上6人目のドライバーとなる。そこでAFPでは、これまでにその偉業を成し遂げたドライバー5人を紹介する。

■ファン・マヌエル・ファンジオ

タイトル獲得:1951年、54年、55年、56年、57年

マシン:アルファロメオ、マセラッティ、メルセデス、フェラーリ

1911年にアルゼンチンで生まれたファンジオは、1940年に約1万キロを走破する過酷な国内レース、グランプレミオ・デル・ノルテを制し、その後F1で最初のスーパースターとなった。



1951年にアルファロメオで年間優勝を成し遂げた後、マセラッティとメルセデス、そしてフェラーリ時代を含む歴代最多5度のタイトル獲得を果たし、その記録を46年間維持。1995年に84歳で死去した。

名言:「ビリヤードのようにレースに取り組むことを学んだ。ボールを強く打ちすぎるとどこへも行けない。キューを正しく扱うようにもっと巧みに運転することだ」

■ アラン・プロスト

タイトル獲得: 1985年、86年、89年、93年

マシン:マクラーレン、ウィリアムズ

フランス出身のプロストは、分析的なアプローチから「プロフェッサー(教授)」の愛称で知られた。特に1980年代後半から90年代初頭にかけてF1を席巻したアイルトン・セナ(タイトル獲得3回)とのライバル関係は、多くの人に記憶されている。

才能豊かで緻密なドライバーであるプロストは、マクラーレンで3度の選手権制覇を果たした後、ウィリアムズで4度目のタイトル獲得を達成。1984年にニキ・ラウダに0.5ポイント差で敗れたことで、惜しくも年間優勝は5回に届かなかった。

名言:「理想は最小限の労力でポールポジションを獲得し、最も遅い速度でレースに勝つことだ」

■ミハエル・シューマッハ

タイトル獲得: 1994年、95年、2000年、01年、02年、03年、04年

マシン:ベネトン、フェラーリ

プロストが最後の選手権を終えた翌年、その後継者としてドイツ出身のミハエル・シューマッハが登場した。その確かな技術とスピード、そして時には危険な攻撃性も持ち合わせ、1990年代にベネトンで2度の選手権制覇を成し遂げた後、フェラーリへ移籍した。

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