大坂なおみ、難敵ムホバに「仕返し」 逆転で全豪OP3回戦へ

全豪オープンテニス、女子シングルス2回戦。ポイントを獲得して喜ぶ大坂なおみ（2025年1月15日撮影）。(c)Paul Crock / AFP

【AFP＝時事】全豪オープンテニスは15日、女子シングルス2回戦が行われ、2度の大会制覇を誇る元世界ランキング1位の大坂なおみは大会第20シードのカロリーナ・ムホバ（チェコ）を1-6、6-1、6-3の逆転で破り、2023年に娘を出産して以降では初となる四大大会（グランドスラム）3回戦進出を果たした。

大坂は1回戦のキャロリン・ガルシア（フランス）戦に続くフルセット勝ち。試合後のインタビューでどのようにして逆転したかと問われると、「全てを出し切った。コートに全てを置いてきた感じがする」と話した。

ムホバに直近の対戦となった昨年の全米オープンで敗れていたことにも触れ、「あの全米オープンのウエアは今までで一番だったのに彼女にぼこぼこにされた。あのときは本当にがっかりして、腹が立った」と冗談を飛ばし、「これはちょっとした仕返し」と勝利を喜んだ。

ムホバは2021年の全豪でも4強に入っている「難敵」だった。大坂は第1セットをわずか32分で落としたが、第2セットは2ブレークに成功して奪い返すと、最終第3セットに入ってもプレーを改善し続け、再び2ブレークで勝利を決めた。試合時間は1時間57分。3回戦ではベリンダ・ベンチッチ（スイス）と顔を合わせる。

【翻訳編集】AFPBB News