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ジョコビッチが全豪OP準決勝を途中棄権 ズベレフ初の決勝へ

AFPBB News / 2025年1月24日 15時46分

全豪オープンテニス、男子シングルス準決勝。棄権を申し出て、アレクサンダー・ズベレフ(右)と握手を交わすノバク・ジョコビッチ(2025年1月24日撮影)。(c)Martin KEEP / AFP

【AFP=時事】(更新)全豪オープンテニスは24日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に第1セットを奪われたところで、負傷により棄権を申し出た。これにより、四大大会(グランドスラム)史上最多となる通算25回目の優勝の望みが絶たれた。

準々決勝で傷めた左太ももに再びテーピングをがっちり巻いていたジョコビッチは、第1セットを6-7(5-7)で落とした後、棄権を申告。観客からのブーイングと声援が飛ぶ中でコートを後にした。

一方でズベレフは、自身初となる全豪オープン決勝に駒を進めている。

ジョコビッチはこれで、通算25勝目を目指すグランドスラムでは5大会連続で優勝を逃している。最後の優勝は2023年の全米オープンテニスで、昨年は7年ぶりにタイトルが獲得できなかったこともあり、肩を並べるマーガレット・コートを追い抜くことができるのかどうかに、さらなる疑問が投げかけられた。



準決勝での苦杯により、ジョコビッチはツアー通算100回目の優勝も逃している。

試合後の会見では「正直なところ、この1年間と同じように本当にいいプレーができたと思う」「体調が万全で、戦う準備ができていればチャンスはあった。自分のプレーに関してはポジティブな点が多くあった」と述べ、「サーシャ(ズベレフ)の幸運を祈る。初のグランドスラム制覇に値するから。応援するつもりだ」と述べた。

ズベレフは決勝で、世界ランク1位のヤニック・シナー(イタリア)と第21シードのベン・シェルトン(米国)の勝者と対戦する。

これまで2020年の全米オープンと昨年の全仏オープンで決勝進出を果たしているズベレフは、昨年大会の準決勝ではセットカウント2-0からダニール・メドベージェフに逆転負けを喫していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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