妻を数十人にレイプさせた男、90年代にも不動産業者狙い性加害か 仏

ペリコ受刑者は裁判中、レイプ未遂事件について「車にエーテルの小瓶を積んでいた。ひもも1本持っていた」と供述した。

なぜ未遂で逃げたのかを問われると、「これがもし娘だったらと考えると、頭の中が真っ白になった」と説明した。

娘のカロリーヌ・ダリアンさんは当時、20代前半だった。

現在46歳のダリアンさんは、見覚えのない下着姿で意識を失っている自身の写真がペリコ受刑者が保管していた犯罪記録の中から見つかったのを受け、自身もペリコ受刑者に薬を盛られてレイプされたと考えている。

ダリアンさんは今月、ペリコ受刑者は「危険な男」なので、「獄中で死ぬべき」だと英BBCに語った。

昨年12月に有罪判決を言い渡されたペリコ受刑者を除く被告50人のうち、14人が控訴している。

南部ニームの検事によれば、年内に予定されている控訴審では、ペリコ受刑者も証人として出廷し、陪審の前で証言する可能性がある。

【翻訳編集】AFPBB News