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高級ネタが安価で楽しめる“隠れ家な鮨屋”。仕入れにこだわった新橋「鮨処 一石三鳥」に突撃【実食リポ】

オールアバウト / 2024年4月3日 19時35分

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3月20日、東京・新橋に「鮨処 一石三鳥」がオープン。市場を通さない独自の仕入れ方法で圧倒的なコストパフォーマンスを実現しており、「高級なネタを安価で味わえる」ことが最大の魅力なのだそう。試食会に行ってきた編集部メンバーが実食リポートしました。

「鮨処 一石三鳥」がオープン一石三鳥グループは3月20日、東京・新橋に新店舗「鮨処 一石三鳥」をオープン。開店前日に行われた試食会に編集部メンバーで早速行ってみました!

市場を通さない仕入れ方法で、コストパフォーマンスを実現

本店「厳選焼鳥 一石三鳥」一石三鳥グループは本店の焼き鳥屋「厳選焼鳥 一石三鳥」をはじめ、ワイン棚に扮(ふん)した扉の中にある会員制の鮨屋「鮨 鴉巣」、辺鄙(へんぴ)な立地で看板のない焼肉屋「和牛料理 一石三鳥」などを次々とオープンし、話題に。

2023年12月、大阪にオープンした非会員制の「鮨 豊」も大反響で、オープンわずか10日で予約半年待ちに……! 「ぜひ東京でも」というリクエストが殺到し、待望の新店舗「鮨処 一石三鳥」が新橋にてオープンしました。“鮨バブル”といわれる昨今ですが、なるべく安価に最上級の味を楽しんでもらえるよう、仲卸業をスタートしたそう。市場を通すことなく仕入れることによっておいしさ、鮮度ともに最上級のネタを仕入れつつ、コストを削減。安価で高級鮨を届け、「価格破壊」をかなえる仕組みが可能となりました。

高級感……でも入りやすい雰囲気。シックでおしゃれな店内に気分が高まる

では、早速お店へ行ってみましょう!

店舗は、JR新橋駅から徒歩2分、都営大江戸線・ゆりかもめ汐留駅から徒歩3分ほどで、本店である「厳選焼鳥 一石三鳥」のほぼ真裏に位置しています。大人な雰囲気のシックな外観外観から和の雰囲気を感じる「厳選焼鳥 一石三鳥」とは異なり、「鮨処 一石三鳥」は黒塗のシックな外観。重厚感がありつつも、入りづらさは感じさせない、比較的カジュアルな印象です。

店内はカウンター席のみで、全部で13席カウンター内での調理の様子がよく見える店内は全席カウンター席で、落ち着いた和の雰囲気を感じられます。早速着席すると、ほんのりいい香りが……! どこから香っているのか伺うと、おしぼりだそう。ヒノキの香りがふわっと漂い、食事への期待感も高まります。

メニューはコースのみで、「おまかせコース」(8800円)と「一石三鳥コース」(1万3000円)の2種類。どちらのコースも、メニューは仕入れによって変動するそうです。

今回は、「おまかせコース」にマグロ3貫が加わった特別なメニューをいただきました。「おまかせコース」8800円(8貫、料理8品)「一石三鳥コース」1万3000円(13貫、料理8品) 

1品ごとのクオリティがすごすぎる……お酒に合う珠玉の料理が勢ぞろい

(左)生レモンサワー、(右)生すだちサワー乾杯のお酒は、「生レモンサワー」と「生すだちサワー」。どちらも香ばしい焼酎と新鮮な果実が絶妙に配合された珠玉の1杯で、お酒好きをうならせる本格的な味わい。鮨や海鮮料理のおいしさを引き立てる、すっきりとした後味でした。

(左)海人さん手作りこのわたの茶碗蒸し、(右)自家製ガリサワーとともにいただく1品目は「海人さん手作りこのわたの茶碗蒸し」。まだ寒さが残る日だったので、温かい茶碗蒸しが沁みる……! このわたの塩味とまろやかな茶碗蒸しのバランスが絶妙でした。

初ガツオと平貝のお造り次は初ガツオと平貝のお造り。初ガツオは鹿児島県産、平貝は愛知県産だそう。初ガツオは地辛子を、平貝は藻塩とわさびを付けていただきました。どちらもさっぱりとした味わいで、薬味との相性が抜群です。

金目鯛握りの1品目は金目鯛の昆布締め。艶やかな見た目はまるで宝石のよう……! 食べた途端うま味が口いっぱいに広がります。その後もスミイカ、鯵、桜鯛と握りが続き、どれも絶品ぞろいでした。

ホタルイカのなめろう握りを堪能すると、次はホタルイカのなめろう。魚の名前がたくさん書かれたかわいらしいお皿が印象的です。

ホタルイカとウニをぜいたくにたたき合わせた一品。あまりに濃厚な味わいで、お酒との相性も抜群です。素潜り漁師直送赤ナマコ酢続いて青柳の握りと、赤ナマコ酢。どちらも食感が楽しい一品です。赤ナマコ酢には柚子の皮が散りばめられており、大根おろしも相まってとても爽やかな味わいでした。

豊洲マグロ専門仲卸「やま幸」のマグロを堪能!

その後も白エビ、あん肝、小肌、イサキ、マダコの桜煮、真カジキ、鯖棒鮨……と数々の絶品を堪能していると、何やらカウンター内で動きが。

なんと特大のマグロがお目見え! この日のマグロは東京都神津島で釣られたマグロだそう。間近で見ることができ、これからこのマグロを食べられるのかと期待に胸が膨らみます……!近くで見ると圧巻の大きさカウンター内ではマグロの切り分けが開始。見事な包丁さばきでつい見入ってしまいます。

職人さんの包丁さばきを間近で堪能……この“ライブ感”がいい!仲卸業をはじめ、基本は漁師から直接ネタを仕入れているものの、マグロだけは「やま幸」から仕入れているそう。「やま幸」は4年連続で初競りの「1番マグロ」を競り落としている豊洲マグロ専門仲卸で、ネタへのこだわりっぷりがうかがえます。

やま幸マグロの山かけ切り分けられたマグロは3品に形を変え、1品目は「やま幸マグロの山かけ」。真っ赤なマグロに出汁の効いたとろろがかかっており、うま味があふれて止まりません。

マグロそして残り2品はお待ちかねの握り。どちらもキラキラと輝いており、食べるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまうほど美しい見た目です。

マグロは、身がとても厚く濃厚な味わい。うま味が凝縮されており、シャリとの相性も抜群です。中トロ中トロは程よく脂が乗っており、とろけるような食感。口の中で一瞬で溶けてなくなってしまいました……。

蒸しタマゴその後穴子もいただき、大満足——と思っていたら、最後に蒸しタマゴを出していただきました。

ツルっとした見た目で、まるでムースのよう……と思い食べてみると、想像以上の甘さに驚き。鮨というより、スイーツのような甘さです。

コースにはデザートがないため、デザート代わりとして玉を出しているそう。甘味にはてんさい糖を使用しているそうです。 しつこくない程よい甘さで、いくらでも食べられそうな味わいでした。

そして、実はもう1つうれしいサービスが。なんとしじみ汁が飲み放題なのです!飲み放題のしじみ汁おいしい鮨とお酒で、つい飲みすぎてしまう……ということも。しかし、「楽しかった時間は楽しかった思い出としてお客様に残してほしい」「飲みすぎたと後悔してほしくない」という思いから生まれたサービスだそうです。

“2日酔い防止”はもちろんですが、あまりのおいしさにお酒だけでなくしじみ汁もつい飲みすぎてしまうほど! 出汁のうま味が凝縮されており、何杯でも飲める味わいです。

「今日は鮨が食べたいな」と思った日に気軽に行きたくなる新名所

まさに“大人の隠れ家”の新名所高級感がありつつ、親しみやすくカジュアル。質が高く一流のネタだけど、リーズナブルな価格設定——。いいところ取りの「鮨処 一石三鳥」は、まさに“大人の隠れ家”の新名所でした。

特別な日はもちろん、「今日は鮨が食べたいな」とふと思った日にも気軽に立ち寄りたくなる「鮨処 一石三鳥」。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

◆店舗情報
「鮨処 一石三鳥」
住所:東京都港区新橋4-20-2 新橋フォーワンビル1階
営業時間:16時30分~23時
定休日:水曜日
※臨時営業、臨時休業の場合あり
(文:All About ニュース編集部)

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