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投資家・桐谷さんに質問!「もし持ち株の株主優待がなくなった場合、売却しますか?」

オールアバウト / 2024年4月18日 12時20分

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個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演。読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に、回答してくださいました。今回は「持ち株の株主優待が廃止になった場合、売却するか」についてです。

個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演し、読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に回答してくださいました。

Q. 持ち株の株主優待が廃止になった場合、売却しますか?

「お持ちの株の株主優待がなくなると発表されたら、桐谷さんは売却しているのでしょうか?」
(よまたけ/43歳/広島県)

――今回はこんな質問に、桐谷さんが答えてくださいました。

「優待がなくなると発表されて売却したのは10%もないですね」(桐谷さん)

日本たばこ産業が2022年12月に優待制度を廃止したり、オリックスが2024年3月末に優待制度を廃止すると発表したり、最近優待をやめる会社が何十社かありましたが、私は全然(持ち株)を売っていません。今は優待をなくしても配当を増やす企業が結構増えているので、株価はあまり下がらないんです。

優待制度はたくさん株を持っている人(大口投資する)より、ちょっとだけ持っている人(小口投資)の方が利回りが高くなるため、個人投資家に有利な制度です。それで、機関投資家(顧客から集めた資金を運用・管理する法人投資家)が優待やめて配当を増やすように運動をやっているんです。

その圧力に負けて優待をやめる企業が結構出てきているのです。優待をやめても、配当金を増やしてくれる企業であれば、持っていても大丈夫かなと思っています。

私の場合、優待がなくなると発表されて売却したのは10%もないですね。(優待がなくなっても)ずっと我慢して持っています。最近では、海帆<3133>という会社が優待をやめていましたが、再開したことで株価も復活してきたということもありました。

このように、優待をやめてもまた再開する企業もあります。私は1000銘柄ぐらい持っていますので、小さなことで一喜一憂して、ジタバタしないようにしています。

教えてくれたのは……桐谷広人さん

1949年広島県出身。将棋棋士・投資家。日本テレビ系バラエティ番組『月曜から夜ふかし』に出演し、現金を使わない「株主優待生活」が話題になった。現在はテレビや講演会、雑誌などで幅広く活躍。『日経マネー』(日経BPマーケティング)、『ダイヤモンドZAi(ザイ)』(ダイヤモンド社)で連載中。
(文:All About 編集部)

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