1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

『昼顔』ファンも虜に! LOVE PSYCHEDELICO 4年ぶりのアルバム

ananweb / 2017年7月8日 12時0分



話題の映画『昼顔』の主題歌「Place Of Love」を担当し、昼顔ファンも魅了したLOVE PSYCHEDELICO。4年ぶりにアルバム『LOVE YOUR LOVE』をリリースする。1曲目が鳴った途端、二人が創り出す心地よい風に吹かれるような感覚を覚え、何度もリピートして、奏でる音の隅々まで聴きたくなるアルバムだ。

■ 初期衝動で生まれた曲の形をフレッシュなまま届けたい。


「アルバムにコンセプトは立てないけれど、前作の『IN THIS BEAUTIFUL WORLD』を作り終えたとき、新しい曲たちに出合えた感覚があったので、このアルバムもそういうものになる、という予感がありました」(KUMI)

出合えた、という表現は彼ら独特のもの。「こういう曲を作ろうと狙って、生まれてくるものではない」(NAOKI)とか。彼らからナチュラルに生まれる音と向き合い、プライベートスタジオで録音した膨大なサウンドのストックから、作品が形になり、私たちに届けられる。そんなやり方を10年近く続けてきた。

「1曲目の『Might FallIn Love』は、2年前に超ベテランパーカッション奏者のレニー・カストロと、リズムセクションだけ録っておいたトラックなんです。改めて聴いたら今のムードにすごく合っていたので、歌を入れて仕上げたんです」(NAOKI)

「そういう曲もあれば、二人でセッションしながら作ることもあるし、収録した13曲はいろんな作り方をしています。1年間の制作期間があったので、いろんなアプローチを試しました。今回はミックスも自分たちでやったんですよ」(KUMI)

という話にもびっくり。通常は専門のミキサーに任せる難しい作業にもチャレンジしていたとは!

「初期衝動で生まれた曲を、ミックスで精製してきれいな形に仕上げるというシステムだと、“事故”みたいなものが生まれないんです。自分たちでやれば、いい感じのヒューマンエラーが生まれるんじゃないかという期待もあって」(NAOKI)

この10年、プライベートスタジオで曲作りを積み重ねながら、レコーディングのスキルも上がったそう。

「頭の中の曲のイメージを形にするスピードが上がったので、初期衝動が逃げないうちに形にしたくて、ミックスにもチャレンジしたんです。勇気のいる決断ですけど、人に任せるステップを一つ減らして自分たちでやりたかった」(NAOKI)

「ボーカルも、エンジニアならアルバム全体で統一してミックスするけど、私たちはその曲がイメージするままの世界観でやろうと思いました。マイクの位置にこだわったりしながらね。曲ごとの歌の表情も楽しんでもらえたらいいな」(KUMI)

そして愛が溢れるアルバムタイトル『LOVE YOUR LOVE』に込めたものは…。

「もっと“愛”をトピックとして話したり、考えたりしてほしいので、タイトルのスペースを借りて、音楽とは別のメッセージとしてつけました。このアルバムを聴きながら、いろんな愛について想いをはせてほしいですね」(NAOKI)
7th ALBUM『LOVE YOUR LOVE』【初回限定盤2CD】¥3,500 特典CDには収録曲4曲のデモアコースティックテイクを収録。完成曲とは違う彼らの貴重な着想を感じとれる。【通常盤CD】¥3,000(SPEEDSTAR RECORDS)

ラブサイケデリコ KUMI(V)とNAOKI(G)のロックユニット。’00年、シングル『LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー~』でデビュー。7~8月は数本の夏フェスに参戦し、9月から全国ツアーがスタート。最終公演は11/24の中野サンプラザホール。

※『anan』2017年7月12日号より。写真・小笠原真紀 文・北條尚子

(by anan編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください