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手に汗握ること間違いなし! 劇場版『ハイキュー!!』のみどころを徹底解説

ananweb / 2024年3月4日 19時0分

手に汗握ること間違いなし! 劇場版『ハイキュー!!』のみどころを徹底解説

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』ついに公開! 烏野vs音駒、因縁の行方は?

ひたむきにバレーボールに打ち込む高校生たちの青春を描く『ハイキュー!!』。その魅力は勝者に目が注がれがちなスポーツの世界にあって、バレーを愛するすべての人に光が当てられているところ。主人公・日向翔陽が影山飛雄という相棒を得てチームの要になったように、対戦相手や練習試合の相手、マネージャーやOB、応援団…あらゆるものがそのプレーや勝利を支えている。そのあたたかい視点があるからだ。

そんな『ハイキュー!!』で、初期から描かれてきたのが、主人公が通う烏野高校と音駒高校との長年の因縁。これまで何度も練習試合を重ね切磋琢磨してきた両校が、今回の劇場版「ゴミ捨て場の決戦」で初めて公式試合で対戦する。

制作陣の熱量に圧倒される! 劇場版『ハイキュー!!』のここがすごい。

たかがバレーの試合。それでも何かに打ち込んだ経験がある人なら、きっと心震わす瞬間があるはずだ。

長きにわたる因縁・ゴミ捨て場の決戦がついに開幕。

もともと宮城の烏野と東京の音駒がライバル関係になったのは30年前。現在、烏野のコーチを務める烏養繋心の祖父・烏養一繋と音駒の猫又育史監督とは中学時代にバレーでしのぎを削った仲。しかし高校では直接対決が叶わず、母校の監督となってから、いつか全国大会でと約束していた。すでに退任した一繋の志を孫の繋心が引き継ぎ、過去の約束が果たされると思うと、より胸アツ度が増す。

劇場版だからこそ描ける大迫力の試合シーンに注目。

アニメ『ハイキュー!!』の魅力のひとつは、バレーの試合を動きのある絵で見られること。テレビシリーズでもあらゆる角度から、さまざまな手法で臨場感のある試合を見せてくれていた。そして今回の劇場版はそこからさらにパワーアップ。迫力たっぷりの映像に、手に汗握ること間違いなしだ。

研磨と黒尾の出会いから現在までの歴史に泣ける。

今回の主人公ともいうべき存在が、音駒のセッター・孤爪研磨だ。子供の頃から他人と関わるのが苦手で家に引きこもりがちだった研磨。しかし黒尾鉄朗と出会ったことで、気が進まないながらもバレーを始め、体を動かすことが苦手なのにもかかわらずここまで続けてきた。今回、ふたりの歴史が回想シーンで描かれることで、多くを語らない研磨の心情に迫ることができ、共感度は一層増すはず。

それぞれの努力の軌跡が進化となってあらわれる。

今回描かれる試合は、春の高校バレー3回戦。両校とも、ここにたどり着くまでにさまざまなライバルと対戦し、その中で自らの弱点や多くの課題にぶち当たってきた。もっと上を目指すために、それぞれがその課題と真摯に向き合い、地道な練習を重ねてきた成果、その成長の跡が、試合の中で発揮される。あのときのあの悔しさも、進化のためには必要だったんだと思える。それこそが本作の魅力だ。

お馴染みのキャラクターたちも多数登場し場を盛り上げる。

両校の戦いには、多くのライバルや仲間たちも注目。上段左からシーンごとに、音駒のリエーフの姉・アリサと猛虎の妹・あかね。音駒と東京予選を戦った戸美学園の大将優と恋人の美華。烏野の田中の姉・冴子。烏野や音駒と合宿をおこなった森然高校の千鹿谷と小鹿野、生川高校の強羅。烏野と宮城大会決勝を戦った白鳥沢学園の五色、天童。月島の兄・明光、烏野OBの滝ノ上、嶋田。両校のライバル校・梟谷学園の赤葦と木兎。知ってる顔が登場するだけでアガる。



『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
原作/『ハイキュー!!』古舘春一(集英社 ジャンプ コミックス) 監督・脚本/満仲勧 キャラクターデザイン/岸田隆宏 総作画監督/千葉崇洋 アニメーション制作/Production I.G 全国公開中 ©2024「ハイキュー!!」製作委員会 ©古舘春一/集英社

※『anan』2024年3月6日号より。構成、取材、文・望月リサ

(by anan編集部)

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