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「もう来ないで欲しい」と言われました… 家庭も友人も失った「不倫の代償」とは

ananweb / 2024年8月25日 21時15分

「もう来ないで欲しい」と言われました… 家庭も友人も失った「不倫の代償」とは

優美さん(仮名・31歳)は、仕事が夏休みに入った際、結婚後に地方に移住し古民家カフェを始めた友人の千佳さん(仮名)をひとりで訪ねます。そして、そこで知り合ったカズキさん(仮名)という男性と深い関係に…。優美さんは既婚者であり、不倫関係となりました。ひと夏の恋と思っていましたが、家に戻ってからも彼のことが頭から離れなかったそう。その後、いったいどうなったのでしょう。

再び友人のもとへ

「カズキのことがどうしても忘れられず、家に帰って夏休みが終わってからも、連絡を取ってしまいました。そのうち、会いたいという気持ちが湧き上がり、週末を利用して再び友人の移住先を訪ねたんです。
宿泊は千佳の家ではなく、ホテルをとりました。そして、カフェを訪問。そこで、ある事実を告げられました。“彼、結婚してるよ”と…。カズキが既婚者であることを知り、とてもショックを受けました」

危険な密会

「カズキが車で迎えに来てくれて、カフェを出ました。移動中、千佳から聞いた結婚に関する事実を確認。すると、“伝えてたじゃん”と言われました。以前にその話をした際、私は泥酔していたため、憶えていなかったようなんです。
そして、前回はカズキの妻も夏休みで地元に帰省していましたが、今回は家にいるとのことで、実はとても危険な状況であることが判明。それでも、会えた喜びは抑えられず、私の取ったホテルに二人で向かいました」

カフェにやって来た想定外の人物

「ホテルの部屋で、しばし幸せな時間を過ごしましたが、これはW不倫です。危険度は高く、先はない関係。これで会うのは最後かもしれないと思いながら、一緒にいました。
あたりが暗くなり始め、私たちはホテルを出て、最初に出会った場所である千佳夫婦の営むカフェに向かいました。そこでサヨナラをして、綺麗な別れを演出するつもりでした。ところが、事態はそう都合よくはいきませんでした。
私たちが入店してしばらくして、ひとりの女性が入ってきたんです。キョロキョロと店内を見回し、私たちのテーブルのもとへ。カズキが顔を上げ、女性と目が合った途端、表情が変わりました。女性は、カズキの妻だったんです」

妻の暴走

「カズキの妻は、私たちの関係を把握していたようでした。彼のLINEを覗き、友人たちからも情報を得ていたようで、行動を見透かされていたんです。
店内には何組かの客がいましたが、ただならぬ様子に緊張感が走り、一瞬騒然となりました。暴れるなどの派手な行動はなかったものの、妻が彼を連れ去る際、私のほうをキッと睨みつけ、“許さないから”と言い残して出ていきました。
数日後、家に戻ってからカズキから連絡がありました。妻の怒りがおさまらず、“訴える”と言っていると。結局、その後訴訟に発展。当然のごとく私の夫の耳にも入り、夫婦関係は破綻しました。
千佳には、慰謝料を支払い離婚もしたあとで連絡したんですが、“夫がもう来ないで欲しいと言っている”と言われてしまいましたね。事実上の出禁。この先もう2度と千佳の元を訪れることはないでしょう」

“地方移住した友人を訪ねて不倫をした妻の告白”をご紹介しました。
ひと夏の恋と思っていた出会いが、人生の破綻へとつながってしまったようです。夏は開放的な気分になりやすい季節ですが、雰囲気に惑わされないようにしたいものですね。
©metamorworks/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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