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「オッドタクシー」木下麦×此元和津也が再タッグ!新作アニメ映画「ホウセンカ」制作を発表

アニメ!アニメ! / 2024年5月24日 12時0分

オリジナルTVアニメ『オッドタクシー』を手掛けた木下麦(監督・キャラクターデザイン)と此元和津也(脚本)、および『映画大好きポンポさん』や『夏へのトンネル、さよならの出口』の制作スタジオ・CLAPによる新作オリジナルアニメ映画として『ホウセンカ』の制作が発表された。これに伴いイメージビジュアルも公開され、木下からコメントも届いた。


木下麦は、多摩美術大学在籍時から活動するアニメーション監督/イラストレーターだ。アニメーターや監督補佐を経て、オリジナルTVアニメ『オッドタクシー』で自身初となる監督、キャラクターデザインを担当した。同作では「Crunchyroll Anime Awards 2022」のBest Director、「第25回文化庁メディア芸術祭」のアニメーション部門新人賞などに輝いた。
此元和津也は、2013年から2017年にかけて連載したマンガ『セトウツミ』が、映画化&ドラマ化の大ヒット作品となった漫画家/脚本家だ。2019年、映画・ドラマ・Huluオリジナルストーリー展開の『ブラック校則』で、本格的に脚本家としての活動をスタート。2021年放送のTVアニメ『オッドタクシー』でオリジナル脚本を手掛け、大きな話題を呼んだ。


このたび発表された『ホウセンカ』は、予測不能なストーリーで話題を呼んだ『オッドタクシー』のクリエイタータッグと同様に、そんな木下と此元が組む新作オリジナルアニメ映画となる。
『映画大好きポンポさん』や、「2023年アヌシー国際アニメーション映画祭」のポール・グリモー賞、「第32回日本映画批評家大賞」を受賞した『夏へのトンネル、さよならの出口』で知られるCLAPが企画・制作を手掛ける。


発表に伴い公開されたイメージビジュアルには、縁側で花火を見上げる男の背中が描かれた。木下は「今は言えるのはここまでですが、感覚の新しいアニメーションになると思います」などのコメントを寄せている。


さらに『ホウセンカ』が、世界最大級のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」の「Work in Progress」プログラムに参加することも明らかになった。「Work in Progress」とは、これから公開を予定している作品のメイキングを紹介するプログラムだ。
現地時間6月12日のステージにて、監督の木下、プロデューサーでありCLAPの代表取締役である松尾亮一郎、コンセプトアートを担当するミチノク峠の3人が登壇。現地のアニメファンに向けてトークステージを行う予定とのことで、注目の晴れ舞台となりそうだ。今後の『ホウセンカ』に関するさらなる続報を楽しみに待ちたい。


<以下、コメント全文掲載>


木下麦(監督・キャラクターデザイン)


再び此元和津也さんと組ませて頂いて、完全新作オリジナルアニメーション映画を作っています。タイトルは「ホウセンカ」。アヌシー国際アニメーション映画祭のWork in Progressプログラムで制作過程を資料を交えながらご紹介しようと思います。今は言えるのはここまでですが、感覚の新しいアニメーションになると思います。CLAPさんと鋭意制作中です。ご期待下さい。

■■アヌシー国際アニメーション映画祭「Work in Progress」
・会期:6月9日~6月15日
・日時:6月12日(水)16:30 ※『ホウセンカ』ステージ
・場所:ピエール・ラミー・ルーム


■■作品紹介
映画『ホウセンカ』
STAFF
監督・キャラクターデザイン:木下麦
原作・脚本:此元和津也
コンセプトアート:ミチノク峠
企画・制作:CLAP




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