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iPhone 16のApple Store&4大キャリアでの価格を一覧掲載! キャリアの実質価格の仕組みも解説

ASCII.jp / 2024年9月14日 11時0分

 すでに予約受付が開始されたiPhone 16シリーズ。本記事ではApple Storeや一部ECサイトで販売されている単体販売モデル(SIMフリー版)とキャリア4社での価格について一覧表でまとめました!

iPhone 16の価格
今年は標準モデルのiPhone 16が売れ線になる予感。キャリア側もこのiPhone 16がオトクになるよう注力している感がある

単純な価格比較なら、Apple Storeで 単体購入するのがわかりやすくて安価

 表からわかるように、単純に価格比較をした場合は、Apple StoreなどでSIMフリー版を単体購入するのがハッキリとオトクです。

 Apple Storeでも、それまで使っていたiPhoneの下取りや端末補償(AppleCare+ for iPhone)、ペイディによる金利0%の36回分割払い(審査の通過が必要)などが用意されています。自分でSIMを差し替えて使うことができる、格安SIMとiPhoneを組み合わせる、といったユーザーなら単体購入が○でしょう。

iPhone 16
Apple StoreでもiPhoneの下取りや分割払いは可能です

さまざまな工夫でユーザーの負担を減らしているキャリア4社 ただし、仕組みは複雑なので理解が必要

 単純な価格比較ではどうしても割高感があるキャリアでの販売価格ですが、毎月の通信料金と一緒に割賦払いが可能だったり、新規/MNPでの割引やポイント、さらに一定期間の利用後にiPhoneを返却(実質的な端末買取ですが)することで実質負担額が小さくなるといったメリットもあります。

 月々の負担小さめで最新iPhoneを使うのであれば、こうした各キャリアのサービスを利用するのもいいかもしれません。

 というわけで、キャリア4社それぞれの購入プログラムの内容をざっくりと見ていきます。

ドコモ「いつでもカエドキプログラム」は 2年後に端末を返却して負担額を減らせる

 まずはドコモの「いつでもカエドキプログラム」は、後述するauと同様に、いわゆる「残価設定型24回分割払い」を採用しています。

 具体的には、端末販売価格から24回目(つまり2年後)に設定された残価を引いた金額を1~23回目まで分割で支払い、23ヵ月目に端末を返却すると、残債の支払いが不要になります。

 下の表(iPhone 16 128GB)の5万5440円は、この1~23回目までの分割払い(2410円×23回)の合計というわけですね。

※1:MNP時に5500円、機種変更時に1万1000円の割引有り ※2:23ヵ月目に端末を返却した場合の実質負担額

 ちなみにそのまま使い続けたい場合は、残債を再度24回分割して支払い続けることもできますが(さらに途中で端末を返却して、残債を免除してもらうことも可能です)、再分割後の方が分割払いの金額が高いので要注意(3740円×24回)。2年ごとに買い替えした方がオトクな感があります。

auも残価設定型24回分割払い 「スマホトクするプログラム」でも最初の2年がオトク

 続いてauも「残価設定型24回分割払い」の「スマホトクするプログラム」を用意しています。

iPhone 16の価格
au「スマホトクするプログラム」が残価設定型の24回払い。最初の2年はかなりオトクな負担額になるよう仕組みが作られている

 こちらもドコモ同様に、あらかじめ設定された端末販売価格から2年後の残価を引いた金額を1~23回目まで分割払い。残債は端末を返却して免除してもらうか、24回で再分割して引き続き支払うかを選べます。

 下の表(iPhone 16 128GB)の5万2250円は、この1~23回目までの分割払い(2288円+2271円×22回)の合計で、再分割後の方が分割払いの額が大きく、2年ごとに買い替えした方がオトクなのもドコモと同じです。

※1:au Online Shop お得割(5500円)などを適用後 ※2:23ヵ月目に端末を返却した場合の実質負担額

1年目の負担を極端に抑えているソフトバンク 1年後の端末返却も可能も追加料金は必要

 1年目の負担を極端に低くしているのがソフトバンク。

iPhone 16の価格
ソフトバンクは最初の1年の負担額を特に低くしている

 ソフトバンク「新トクするサポート」は、4年/48回払いですが、iPhone 16 128GBの例だと、1~12回は月3円、13~48回は月4039円と大きく金額が異なります。

 なお、端末の返却によって残債を免除してもらうことは13ヵ月目から可能ですが、その際は1万9800円の「早トクオプション利用料」、および月1450円の「あんしん保証パックサービス」への加入が必要。それでも実質的な負担額は3万円台です。

 なお、25ヵ月目に返却する場合は、これらの料金は不要。実質負担額は4万8504円で、それでもなかなかオトクと言えるでしょう。

※1:MNP時は12回目までの分割払いが2万1984円(1832円×12回)割引 ※2:「早トクオプション利用料」(1万9800円)と加入が必要な「あんしん保証パックサービス」(月1450円×12回)を含む

楽天モバイルは均等な48回払いでわかりやすい 2年後の端末返却で最大半額分の支払いが不要になる

 最後に楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」。基本は4年/48回払いで、25ヵ月目に端末を返却することで残債が免除。分割払いの額も均等なので、最大で半額分の支払いが不要になる仕組みです。こちらはかなりシンプルでわかりやすい内容と言えます。なお、48回払いには楽天カードでの支払いが必須です。

iPhone 16の価格
楽天モバイルは均等な48回払いなので比較的わかりやすい

※1:初めての契約・MNP利用などの条件を満たした場合に最大1万7000ポイント還元 ※2:24回の支払い完了後に端末を返却した場合の実質負担額

 2年ごとの買い替えで比較的低い負担で最新のiPhoneが使える各キャリアのプログラム。とは言え、仕組みは相応に複雑なので、しっかり理解してから契約することをオススメします!

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