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超小型フルサイズカメラ「S9」の新色モデルと超広角ズーム「18-40mm」を発表

ASCII.jp / 2024年10月9日 10時0分

 パナソニックは10月9日に、超小型フルサイズミラーレスカメラ「S9」の新色モデルと、S9にピタリの超広角ズームレンズ「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」を発表した。ともに10月25日より発売の予定だ。  

 既発売の「S9」ボディは、「ダークシルバー」と「ジェットブラック」の2種だったが、今回発表となったのは「キャメルオレンジ」で、ボディ回りのレザー部分がオレンジなうえ、ボディ上部の軍艦部と底面が、明るいシルバーなのが、従来と異なる。

 価格はオープンで、ボディのみの直販価格は20万7900円となる。

 また、「エクステリア張替えサービス」では、従来、ダークオリーブとクリムゾンレッド、ナイトブルーの3色だったが、今回、キャメルオレンジに加え、「ターコイズブルー」と「スモーキーホワイト」、「ジェットブラック」が増えた。

 ボディ3色と張替え7色となったので、組み合わせは21種類となる。

 「S9」は2420万画素のフルサイズセンサーを搭載。最新の「LUMIX S5Ⅱ」とほぼ同じ性能ながら、EVFとメカシャッターをなくすことで超小型・軽量を実現、体積は約3分の1、重さは3分の2と、超小型軽量が大きな特徴だ。

S9にピタリの新超広角ズーム登場 「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」  

 新レンズは、S9発表時に、年内発売となっていた「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」で、単品の型番は「S-R1840」となる。

 広角端が18mmと超広角ながら、サイズはΦ67.9×40.9mm、重量が155gと、世界最小・最軽量だ。

 非球面レンズ3枚、ED2枚、UHR1枚の特殊レンズを採用することで、小型軽量ながら、画面周辺まで優れた描写性能を持つ。

 フォーカス位置の変動による画角の変化であるブリージングを抑制し、高速AFと安定した絞り制御によって、動画撮影にも適している。また、MFリングのリニア・ノンリニアの設定が可能だ。また、最短撮影距離がワイド端18mm~21mmで15cmと短いのも使い勝手がいい。

 レンズ単体での商品としては価格が7万9200円で、黒のみだが、新しい「キャメルオレンジ」のS9とのキットの場合のみ、レンズの外観がシルバーとなる。

 レンズキットの予想価格は23万5000円前後なので、ボディ単体との価格差は2万7100円で、別々に購入するより5万円以上お得となる。

レンズ構成:7群8枚 絞り羽根:7枚 最短撮影距離:18mm~21mmで15cm、40mmで35cm 最大撮影倍率:0.28倍(21mm) フィルター径:62mm サイズ:Φ67.9×40.9mm 重量:155g

新色&新レンズで 最高2万円のキャッシュバック・キャンペーンも  

 24年10月11日から25年1月13日までの購入者に向けたキャンペーンも始まる。

 S9ボディのみで8000円、18-40mmレンズ単体では1万円のキャッシュバック。ボディ+レンズのキットでは、18-40mmと20-60mmのキットではどちらも1万5000円、28-200mmとのキットでは2万円がキャッシュバックとなる。

S5Ⅱ、S5ⅡX、S9、G9Ⅱでファームアップも開始 フレーム同時表示に AF自動認識の強化も

 10月9日よりS5Ⅱ、S5ⅡX、S9、G9Ⅱ、LUMIX Labのバージョンアップが公開された。

 S9では、背面液晶に3種類のフレームを同時表示可能となり、タッチでサイズや位置の指定ができる。また、AFの自動認識に飛行機、列車と追加し、クルマ、バイクでは部位選択が可能となる。

 S5Ⅱ、S5ⅡX、G9ⅡではLEICAモノクローム機能を追加。また、LUMIX Labアプリに対応する。

 LUMIX Labは、従来アプリLUMIX Syncの機能を取り込み、スマホでの画像受信、シャッターリモコン、リモート撮影が可能となる。

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