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Galaxyの2025年モデルがいよいよ登場「Galaxy A16 5G」が販売開始

ASCII.jp / 2024年12月9日 12時0分

Galaxy A15 5G

 ハイエンドモデルの「Galaxy Sシリーズ」に対して普及価格帯の製品を揃えている「Galaxy A」シリーズの、2025年向けモデルが海外で登場しました。この冬にアジアやヨーロッパで相次いで発売になったモデルが「Galaxy A16 5G」です。

マイナーアップデートだが性能は十分な「Galaxy A15 5G」

 Aシリーズの2桁目の数字は性能を示しますから、このモデルはエントリークラスの製品となります。チップセットはディスプレイは6.5型(2340×1080ドット、90Hz駆動)。フロントカメラは水滴型ノッチで1300万画素。このスペックは前モデル「Galaxy A15 5G」と同等です。

Galaxyシリーズのエントリーモデル「Galaxy A16 5G」

 背面パネルは単一カラーのようで、光を当てると微妙なグラデーションが見えるちょっとした工夫がされています。カメラは5000万画素+500万画素超広角+200万画素マクロ。3つのカメラとも撮影に使えるというのは、エントリーモデルとしてはちょっとだけ贅沢かもしれません。とはいえ、これも前モデルの性能をそのまま引き継いでいます。

トリプルカメラはすべて撮影用

 本体右側面は曲面と平面の仕上げをミックスさせて、デザインに特徴を持たせています。これは2024年モデルの「Galaxy A33」などと同じもの。ボタン部分だけが曲面形状なので指先の動きもよりスムーズにできます。

Galaxy A33と同等の側面仕上げ

 前モデルからの進化はチップセットで、A15がMediaTekのDimensity 6100+であったのに対し、A16ではサムスンのExynsos 1330に変わっています。ですが、両チップセットに大きな性能差はないようです。このあたりは毎年モデルチェンジすることが慣例になっていることもあり、マイナーアップデート止まりとなっているのです。

チップセットを変更したモデルだ

 エントリー機ですがカメラでいくつか撮影してみました。スマートフォンに機能をそれほど求めないユーザー向けとして、Galaxy A16 5Gは新興国などで人気になるでしょう。

広角撮影
1倍撮影(1200万画素)
デジタル2倍撮影
1倍撮影(1200万画素)
1倍撮影(1200万画素)

筆者紹介───山根康宏

 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど取材の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から100万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。

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