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JPSお盆前の特別コラム【お盆に家族で考えるデジタル遺品】

@Press / 2017年8月10日 15時0分

機器は忘れず処理しましょう
最近ではよくメディアに取り上げられる『デジタル遺品』。かくいう当社も昨年から今年にかけてに多くの取材を受けました。誰もが当たり前に持っているパソコンやスマートフォン。一周忌、三回忌等で、まだ片付けていない遺品の中に、それらの機器はないでしょうか。今回は処分できなかったデジタル遺品やトラブルを回避するための方法をお伝えしたいと思います。

<そもそもデジタル遺品とは?>
『デジタル遺品』とは、亡くなった方のパソコンやスマートフォン、タブレットなどに入っているデータや情報で、主に、思い出の写真・イラスト・書類(遺言書)・故人が使っていた機器類・SNS/ゲームアカウント・個人情報(クレジットカード情報、連絡先)・月額会員情報、そして機器そのものなどが該当します。

<数年前に残された故人の『デジタル遺品』>
当社にもよく、「処分方法がわからず、2〜3台のパソコンを放置していた。どうしたらいいかわからない」というご依頼をいただくことがありますが、可能であれば早めに中を確認することをお勧めします。

使用頻度や使い方にもよりますが、パソコンの中には個人情報がたくさんあります。そのまま処分をしてしまうと悪意ある第三者に利用されてしまう可能性がありますし、特に最近ではインターネットが普及していることから、インターネットを利用したサービスを利用している方も多く、月額会員の継続や、SNS等ではなりすまし等の被害に遭う可能性もあります。
まずは中にデータが何も残っていないことや登録情報がないことを確認の上、初期化をして処分しましょう。またネットの株取引をしている方は放置していると知らない間に資産価値がどんどん下がってしまうこともありえますので要注意です。もしも『エンディングノート』が見つかった場合は、会員の解約を利用規約に則って対応してください。
中には思い出の写真や重要な書類を保管している場合もあります。以前、パスワードがかかっていたパソコンから故人の写真のデータを取り出してお見せした際、涙ながら喜んでいただいたこともありますので、必ず中身を見てから処分をしましょう。

<中身を見るためには?>
しかし、亡くなったあとに中身を調べてみようと思っても、パスワードがかかっていて使用者本人しか開けられないケースがほとんどです。有料会員登録をしている場合は解除をしないといけませんが、最近では請求書等もメールで送信されることが多く、機器そのものにログインをしないと確認できないケースが多々有ります。また、借用書等が見つかる場合もありますので、できるだけ早めに確認することが重要になってきます。
他には、故人のパソコンを初期化して思い出のものとしてそのまま使いたいとおっしゃる方もいらっしゃいますので、ぜひご相談いただければと思います。

<トラブルが起こらないためには>
思い出の写真や遺書が入っていても、『パスワードがわからないので開けられない』と、当社に解除を依頼される方が多くいらっしゃいます。
パスワードがかかっている場合、記載している書類を探すことに時間がかかってしまったり、そもそも記載をしていなかったりするケースが多いですが、今からできる対策として、この機会に『エンディングノート』を作ってみるのもいいかもしれません。
エンディングノートとは、自分のパソコンのログイン名・パスワードや、利用中の会員情報を記録したものです。万が一のために、ご家族のどなたかに共有できるよう、準備をしておいてみてはいかがでしょうか。
とにもかくにも、一番気をつけなければいけないのは『会員情報』『金銭情報』『個人情報』ですが、家族の思い出の写真は、定期的に共有して保存しておいてくださいね。


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プレスリリース提供元:@Press

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