千葉県の小学生が学校でヒラメを養殖!“陸上養殖”プロジェクト「お魚受け入れ式」を開催2019年9月25日(水)10時40分~<野田市立関宿小学校>
@Press / 2019年9月24日 14時45分
“陸養”プロジェクト実行委員会は、全国6地域7つの小学校(青森・千葉・東京・富山・愛媛・長崎)の児童たちに「陸上養殖」の体験を通して命の大切さや、水産資源の貴重さ・自分たちが住む地域の海の問題について学んでもらう取組みを開始いたします。これは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
このプログラムは、「いのちの授業」を通して、海や海の生命について子供達に考えてもらい、海を未来へ引き継ぐ行動のきっかけづくりを目的としており、昨年に続き2度目の開催となります。
今年、初の実施エリアとなるのは、千葉県野田市。千葉県は2016年の海面漁業漁獲量が全国7位*1と、全国的にも多くの魚が獲れる県です。海に囲まれた県ですが、野田市は内陸に位置し、海と身近にある環境ではありません。そんな野田市関宿小の5年生が、ヒラメの陸上養殖にチャレンジします。ヒラメも、千葉県は、北海道に次いで第4位の生産量*2であり、馴染みの深い魚です。
初めての海水魚の養殖、全ての判断は子どもたちに委ねられます。子どもたちは、最終的に育てた魚をどうするでしょうか。
今回は、9月25日(水)10時40分から「お魚受け入れ式」を開催いたします。
*1 出典:水産庁「図で見る日本の水産」 http://www.jfa.maff.go.jp/j/koho/pr/pamph/attach/pdf/index-7.pdf
*2 2016年・全国順位 出典:千葉県農林水産部水産局「千葉県水産ハンドブック(Web版)」 https://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/toukeidata/koyou/suisan/documents/zenbun.pdf
<開催概要>
日時 :2019年9月25日(水)10時40分~(30分程度)
実施場所:〒270-0202 野田市関宿台町171
<発表会プログラム(予定)>
1. 始めの言葉 関宿小学校5年生児童 1名
2. 来賓ご挨拶 千葉県教育庁東葛飾教育事務所指導室 室長 大舘 昭彦様
3. 校長先生の言葉 千葉県野田市立関宿小学校 校長 遠藤 恵美子様
4. 決意表明 関宿小学校5年生児童 2名
5. 受け入れ式 関宿小学校5年生児童 2名
千葉県教育庁東葛飾教育事務所指導室 室長 大舘 昭彦様
※陸上養殖の始まりを告げるため、ヒラメの稚魚の受け渡し
をします。
6. 記念写真撮影
7. 終わりの言葉 関宿小学校5年生児童 1名
*終了後、12:15まで、ヒラメの成育方法などの特別授業を行います。
*式の進行は、関宿小5年生児童が行います。
“陸養”プロジェクト実行委員会は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して人と人とがつながることを目的として、本事業を実施しています。
【「陸上養殖」の取組みについて】
■対象者 :青森県青森市立長島小学校/千葉県野田市立関宿小学校/
東京都台東区立忍岡小学校/東京都渋谷区立加計塚小学校/
射水市立放生津小学校/愛媛県伊予市立北山崎小学校/
長崎県長崎市 私立精道三川台小学校
■養殖する魚の種類:青森=メバル/千葉・東京=ヒラメ/富山=メバル/
愛媛=ヒラメ/長崎=クエ
※育てやすさなどから日本養殖振興会が検証し、選定
■実施概要 :(1)地元専門家による座学の実施…
地元漁業の現状や陸上養殖について学ぶ
(2)養殖現場などへの見学…
水産業の現状を学ぶ
(3)海水魚の「陸上養殖」の実施…
魚の成長過程や、その成長過程における自分の気持ちの
変化を記録として残していき、自分たちが食べている
魚や海の問題を皆で考える。
プロジェクトの最終結論として、育てた魚を
どうする(食べるのかなど)のか、
子どもたち自身が話し合い決める。
■プロジェクト監修・水槽考案:NPO日本養殖振興会
【実施校・参加児童数・受入式参加者について】
■千葉県野田市立関宿小学校 5年生(児童27名)
■受け入れ式出席者(予定)
<出席予定>
千葉県教育庁東葛飾教育事務所指導室 室長 大舘 昭彦様
野田市教育委員会 指導課長 山田 桂一様
〃 指導主事 宮嶋 理恵様
NPO日本養殖振興会 代表理事 齊藤 浩一様
【昨年の陸養プロジェクト2018の取り組みについて】
■昨年は、5地域(青森県青森市・富山県射水市・東京都渋谷区・愛媛県西予市・長崎県長崎市)の6小学校で、陸養プロジェクトが展開されました。各校の5年生児童が、ヒラメ・サクラマス・クエの陸上養殖にチャレンジしました。試行錯誤しながら、半年間育てた魚を、子どもたちはどうするか真剣に議論し、結論を実行する「いのちの授業」を実施しました。結論は、各校様々。命に責任を持ち、調理して食べる・稚魚をもらった養殖場に返す、水族館で飼育してもらうなど、子どもたち皆が、海の恵みや命の尊さ、食べることへの感謝と真剣に向き合いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/194125/LL_img_194125_1.jpg
青森でのお魚受け入れ式(2018年)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/194125/img_194125_2.jpg
最終結論を出し「いのちの授業」の様子(東京・2018年)
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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