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バルコ PACSや電子カルテ向け医用ディスプレイの新モデル「Coronis Fusion 6MP&4MP」を日本市場で販売開始

@Press / 2019年11月20日 18時0分

医用ディスプレイ世界シェア1位(富士キメラ総研調べ)のバルコ株式会社(東京都大田区、加藤 浩典社長)ヘルスケア事業部は、2019年11月よりPACSや電子カルテなどの用途に用いられる医用カラーディスプレイの新モデルCoronis Fusion 6MP (MDCC-6530) & 4MP (MDCC-4430)を日本市場で販売開始いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/199131/LL_img_199131_1.jpg
Coronis Fusion 6MP

https://barcohealthcare.jp/seminars_events/press_releases/20191115/index.html


「Coronis Fusion 6MP (MDCC-6530、解像度3,280 × 2,048)」は、バルコが世界で初めて発売した6MPディスプレイの新モデルです。定評のある従来モデル(MDCC-6430)に対し、より日本市場に合った筐体デザインコンセプトを取り入れ、医師や診療放射線技師の画像観察に役立つ数々の新機能を追加し、かつ同じ価格帯での提供を可能にしています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/199131/LL_img_199131_2.jpg
Wide Gamut

従来機にも備えていた微細な色の差を表現する階調補正技術「Steady Color」に加え、より広い色域でのカラー画像表示を可能にする新技術の「Wide Gamut」を搭載しました。
医用画像表示で使用されるディスプレイでは、画像撮影装置の高度化に伴い、ますます幅広い種類の複数の画像をより精確に表示することが求められています。
「Wide Gamut」は、従来よりも広い色域でのカラー表示を可能にしているため、たとえば人体内部を撮影する内視鏡画像などでは、より忠実なカラー画像表示が可能になり、精確な画像観察に寄与できるものと考えております。また、モノクロディスプレイを超える推奨輝度600cd/m2を変えることなくコントラスト比を従来機の1,500:1から2,000:1に改善しているため、黒のしまりがより改善され、暗部の視認性も向上しています。

筐体は、デスクスペースの限られる日本の医療現場での設置性を考慮し、従来機よりも約47%薄く(ディスプレイ部)、約14%軽量になっています。ディスプレイの上部と下部には間接光(SoftGlow)を装備し、暗室環境における画像観察者のVDT(Visual Display Terminal)作業による疲れ目に配慮した設計となっています。また、ケーブル接続時の利便性向上を目的としたデイジーチェーンでのディスプレイ接続用ポートも備えています。

ディスプレイ画面への外光の映り込みは、画像観察における効率に影響を及ぼすとバルコは考えております。本機ではバルコ独自の低反射コーティングを含め、3種類※1の異なる画面表面処理をご用意しておりますので、設置環境に応じて最適な画面をお選びいただけます。

本年4月からフジテレビ系列で放送され高視聴率で人気を博したTVドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」でも描かれていた通り、医療において診療放射線の分野は今後ますます重要になっていくと考えられています。また、公益財団法人日本対がん協会( https://www.jcancer.jp/ )や、公益財団法人がん研究振興財団( https://www.fpcr.or.jp/ )からの「がんを防ぐための新12か条」によると、日本人の死因の第一位である「がん(悪性新生物)」は、早期発見が治療のカギを握っていると言われており、放射線や他の画像撮影装置を使った画像診断は大きな役割を担っていると考えられます。
だからこそバルコでは、ヘルスケア市場で求められる高い表示画像品質、医師や診療放射線技師といった医療従事者の負担を軽減できる機能を備えた医用ディスプレイ製品の開発に努め、提供していくことがミッションの一つであると考えております。

※1:Coronis Fusion 4MPは2種類


■新発売の製品
● Coronis Fusion 6MP (MDCC-6530、解像度3,280 × 2,048)
画面処理:保護カバー付き標準モデル、低反射コーティング(NC)、オプティカルボンディング(OG)
● Coronis Fusion 4MP (MDCC-4430、解像度2,560 × 1,600)
画面処理:保護カバー付き標準モデル、低反射コーティング(NC)


■従来機に対する主な新機能・改善点
Wide Gamut、コントラストの向上、SoftGlow、Application Appearance Manager(TM)(輝度・階調・色度の設定をショートカットキーに割り当て、表示する画像に応じて一瞬で切り替え可能にする機能)、低消費電力設計(電源ユニットを本体内部に備え、低消費電力を実現。従来機に比べ、6MPでは20%減、4MPでは25%減)、オプティカルボンディングモデル※2及びNCモデル設定など
※2:Coronis Fusion 6MPのみ


■対象市場
医用画像表示用途(JESRA X-0093*B-2017管理グレード1A相当)


■ご購入ルート
各PACSメーカー、システムインテグレーター、販売代理店などからお求めください


■お問合せ
バルコ株式会社
ヘルスケア事業部 メディカルイメージングチーム
TEL:03-5767-8720
FAX:03-5762-8740
https://www.barcohealthcare.jp


■バルコについて
バルコは1934年にベルギーに創業(日本法人のバルコ株式会社は1995年設立)しました。その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント、ヘルスケア、エンタープライズ向けに可視化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。現在では90か国以上に販売拠点を持ち、2018年の連結総売上げは1,000Mユーロを超え、従業員約3,500名、400を超える特許を取得しています。
ヘルスケア分野では1986年以来、放射線検査用ディスプレイからマンモグラフィ、病理、手術分野、撮影装置用など、病院全体をサポートする幅広い医用ディスプレイをお届けしており、今日、100万を超える機器が世界の医療施設で運用され、ご愛用頂いております。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/199131/LL_img_199131_3.jpg
Barco HQ


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プレスリリース提供元:@Press

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