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9月16日、中・高生の数学日本一が決まる!「数学甲子園2012」本選開催!!

@Press / 2012年9月11日 9時30分

累計受検者数300万人、数学の実用的な技能を測る検定「数学検定」を主催する、財団法人日本数学検定協会(本部:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、「数学甲子園2012」(第5回 全国数学選手権大会)の本戦を9月16日(日)に東京(東京 ベルサール飯田橋ファースト イベントホール)にて開催いたします。


【「数学甲子園」について】
「数学甲子園」とは、全国の中学生・高校生が団体戦で数学の能力を競う大会です。今年は前年を倍近く上回る過去最多の87校、147チームが予選に参加し、上位31チームが本戦進出を決定しました。
数学の問題を解く能力だけではなく「問題解決能力」「チームワーク力」「創作力」「プレゼンテーション能力」など幅広い能力を問うこの大会は、学校生活だけにとどまらず、社会生活を送る上でも大切なスキルを高めることができ、非常に注目を集めています。
予選は実用技能数学検定(数学検定)準2級・2級(高校1・2年生)程度の問題を全20問、制限時間60分以内で解答します。選手間の相談は不可、各選手の合計得点をチームの人数で割った平均点をもとに順位を決定しました。


【予選1位通過は初出場校、栄光学園中学高等学校 πチーム】
今回予選通過を果たしたのは23校31チーム。全ての予選通過チームの得点が18点~15点の間に収まる接戦となりました。
みごと予選を1位で通過した栄光学園中学高等学校(神奈川県)πチーム(高校1年生・2年生/5名)は初出場ながら、チームの平均点が18点と2位以下を大きく引き離しました。そんな栄光学園中学高等学校πチームの選手個別の得点は5人中3人が19点台(うち2名が19.5点)と主力選手が多数いることが予選TOP通過の一因と言えそうです。

2位は愛知県立時習館高校(愛知県)Aチーム(高校2年生・3年生/5名)。第1回大会から毎回出場し、第1回・第2回大会では連続優勝、第3回・第4回大会は優勝こそ逃したものの、毎年決勝選まで駒を進めてくる驚異の常連校です。そんな愛知県立時習館高校Aチームは選手全員が8割以上を得点する安定した強さを見せています。(※1)

3位は愛知県立明和高等学校(愛知県)4thチーム(高校2年生/4名)頼もしい女子リーダーが率いるチームです。こちらも第3回・第4回大会と連続出場している常連校で、選手全員の得点が17点以上という粒ぞろいのチームです。愛知県立明和高等学校は他にも8位にPioneerチーム、9位に2ndチームと10位以内に3チームが食い込む結果となりました。(※2)


【ほぼ互角、混戦を極めた5位以降】
以降も、初出場となる開成高等学校(東京都)(高校1年生/5名)は20点満点を得点した選手がおり4位、昨年からひき続きエントリーのあった清真学園高等学校(茨城県)はBチーム(高校2年生/5名)が5位、Aチーム(高校3年生/4名)は30位で予選通過。千葉県からは6位に千葉県立長生高等学校(千葉県)Aチーム(高校3年生/3名)、7位に初出場の昭和学院秀英高等学校(千葉県、高校2年生/3名)、東北勢では唯一、山形県立山形東高等学校(山形県)数学部チーム(高校3年生/5名)が10位で予選通過となりました。(※3)

※1.第一回大会から今大会までの5回連続出場は他に三重県立津高等学校があります。
※2.女子リーダー率いるチームは他に滝高等学校Aチームがあります。
※3.予選出場チーム全体で20点満点を得点した選手は開成高等学校(東京都)、山形県立山形東高等学校で各1名づつでした。


【やっぱり強い、愛知県の強豪・常連校、ダークホースは名門中学生チームか】
その他見どころとして、初出場の灘中学校(兵庫県)は中学生3年生でありながら2チームが予選通過となり今大会のダークホースとして本選での活躍が楽しみです。愛知県岡崎高等学校(愛知県)はエントリーのあった3チーム全てが予選通過、同じく岐阜県立岐阜高等学校(岐阜県)もエントリーのあった2チーム全てが予選通過と健闘を見せました。
また、予選結果を地域別にみていくと、愛知県勢が31チーム中10チームと多数を占めていることに驚かされます。愛知県は2位通過の愛知県立時習館高校を筆頭に毎年複数チームで参加をする学校が多く、数学教育の熱心さがうかがえます。
今年の予選エントリーの特徴として初出場校の多さが目立たこと、今までの予選方式と変わったことで常連校が簡単に勝ち進めなくなるのではとの懸念もありましたが、突発的な高得点選手が平均点を稼いでいるのが目立つ初出場校チームに対し、常連校は選手全員がまんべんなく点数を上げた安定感の良さが特徴と言えそうです。
果たしてどのチームが勝ち抜いていくのか、いよいよ9月16日(日)高校・中学生日本の数学の頂点が決まります。



<「数学甲子園2012」本選 概要>
主催   : 財団法人 日本数学検定協会 「数学甲子園」実行委員会
本選開催日: 2012年9月16日(日)
本選会場 : 東京 ベルサール飯田橋ファースト イベントホール
詳細URL  : http://www.su-gaku.net/events/koshien2012/index.html


【法人概要】
法人名 : 財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
会長  : 甘利 俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、東京大学名誉教授)
理事長 : 清水 静海(社団法人日本数学教育学会会長、帝京大学初等教育学科教授)
設立  : 1999年7月15日
事業内容: 1.数学に関する講習会の実施
      2.数学に関する検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
      3.数学に関する調査研究
      4.数学学習に関する普及・啓発活動
      5.数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
      6.その他当財団の目的を達成するために必要な事業
URL   : http://www.su-gaku.net

※平成23年7月より「数検」に換わり「数学検定」と呼称を改めております。ご注意ください。

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

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