フォーデイズ「神経幹細胞の増殖促進剤及びそれを用いた神経幹細胞の増殖促進方法」特許取得のお知らせ
@Press / 2023年6月19日 14時0分
核酸(*1)栄養の健康食品および化粧品を販売するフォーデイズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:和田 佳子)は、この度、金沢大学との共同研究により「神経幹細胞の増殖促進剤及びそれを用いた神経幹細胞の増殖促進方法」について、特許を取得しましたことをお知らせいたします。
【特許番号】第7284955号
【発明の名称】神経幹細胞の増殖促進剤及びそれを用いた神経幹細胞の増殖促進方法
【特許権者】フォーデイズ株式会社
【発明者】
・金沢大学
加藤 将夫、増尾 友佑、石本 尚大
・フォーデイズ株式会社
須藤 慶太、桐山 恵介
※所属は出願日現在
【出願日】令和3年7月20日(2021.7.20)
【登録日】令和5年5月24日(2023.5.24)
【発明の概要】
記憶、学習、認知といった脳機能の低下は、日常生活の質の大幅な低下につながります。高齢化社会を迎え脳の健康維持に対する関心が高まる中、脳機能に貢献する可能性を提供するために、当社製品に配合される核酸の主原料であるサケ白子などに、脳機能の維持、改善に寄与する機能的成分が存在するのかを解明することは、当社の重要な研究テーマの一つです。
以前、DNA含有サケ白子抽出物や、DNA成分をマウスに摂取させると、記憶学習機能の向上、海馬中の神経幹細胞増殖(神経幹細胞増殖により神経細胞増加につながり、結果として、脳機能の維持向上につながると考えられています)効果が得られることを、金沢大学との共同研究により報告しました(Nakamichi N, et al: J. Med. Food 22(4), 408-415, 2019)。しかしながら、神経幹細胞の増殖促進や神経幹細胞の分化誘導などに影響を及ぼすDNA機能成分については明らかになっていませんでした。
当社はこの課題を解決するべく、金沢大学加藤 将夫先生との共同研究によって、さらに研究を重ねた結果、DNA中に含まれる「トリヌクレオチドCCC(*2)」を発見し、このトリヌクレオチドCCCを機能成分として神経幹細胞の増殖を促進する作用があること、そして、神経幹細胞の増殖促進剤として有用であることを見出し、本発明を完成するに至りました。このようにトリヌクレオチドが神経幹細胞増殖効果を持つことを示したのは、栄養学分野において世界で初めての知見です。神経幹細胞増殖に関与するトリヌクレオチドCCCの、核酸医薬における有効成分としての可能性についても、今後さらに研究を進めてまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/359093/LL_img_359093_1.jpg
特許証
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/359093/LL_img_359093_2.jpg
トリヌクレオチドCCC(イメージ)
【フォーデイズ 会社概要】
会社名 :フォーデイズ株式会社
所在地 :〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町6-7
代表者 :和田 佳子
創業 :1997年4月
資本金 :4,500万円
企業情報: 主力製品の核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」は、
人の細胞の中に存在し健康と若さに役立つといわれる
栄養素「核酸」に注目し、1999年12月に販売を開始。
以後、現在に至るまで8度の改良を施しました。
ネットワークビジネス業界において、
国内では第4位(*3)の売上規模となっており、
核酸栄養のリーディングカンパニーとして、
健康食品と化粧品市場を牽引中。
*1 遺伝情報は細胞の核内に存在するDNAに書き込まれており、その情報をRNAが写し取ってさまざまなたんぱく質を合成しています。DNAとRNAは核内にある酸性の物質ということで「核酸」と呼ばれています。
*2 C(シトシン)塩基がついたヌクレオチドが3つつながったトリヌクレオチド。トリは「3」を表す用語です。ヌクレオチドは核酸であるDNAの最小単位で、糖、塩基、リン酸からできています。DNAの塩基にはA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類があります。
*3 ネットワークビジネス業界 国内ランキング 1位.日本アムウェイ 2位.三基商事 3位.ノエビア 4位.フォーデイズ
出典:「ネットワークビジネス」2023年3月号より抜粋
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プレスリリース提供元:@Press
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