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紀陽銀行に温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォーム「C-Turtle(R) FE」を導入 ~投融資先のGHG排出量も可視化し、地域のカーボンニュートラル達成へ~

@Press / 2025年1月24日 15時0分

図1
株式会社NTTデータ(代表取締役社長:佐々木 裕、以下、「NTTデータ」)と株式会社NTTデータ関西(代表取締役社長:中島 弘嗣、以下、「NTTデータ関西」)は、2025年1月27日より、株式会社紀陽銀行(取締役頭取:原口 裕之、以下、「紀陽銀行」)に投融資先の温室効果ガス(GHG)排出量を可視化するプラットフォーム「C-Turtle(R) FE(シータートルエフイー)」を導入します。
今後、NTTデータとNTTデータ関西は紀陽銀行と連携し、サプライチェーンを通じたGHG排出量の算定・削減を推進し、地域のカーボンニュートラルの実現および地域社会の持続的な発展に貢献することをめざします。


【背景】
NTTデータは、金融機関とその投融資先を含めたGHG排出量削減を支援することで、地域全体のカーボンニュートラル達成に貢献することをめざしています。
紀陽銀行は和歌山県および大阪府を主要エリアとし、地域経済の発展に尽力するとともに、サステナブルな地域社会実現への貢献として、サステナビリティ経営の高度化を進めています。2023年6月に策定した「サステナビリティ基本方針」において、「気候変動への対応」を5つのマテリアリティー(重要課題)の一つとし、再生可能エネルギーの利用促進、投融資先への脱炭素コンサルティングを強化してきました。今回、投融資先企業や取引先のより実効的なエンゲージメントをめざし、投融資先のGHG排出量(以下、「ファイナンスド・エミッション」)を高い精度で把握できるC-Turtle FE注1を導入し、さらに投融資先に対してもGHG排出量を算定できるC-Turtle注2を提供していくこととなりました。


【特長】
このたび、NTTデータが開発・提供するC-Turtle FEを、NTTデータ関西が販売元となり紀陽銀行に提案し、2025年1月27日より同行への導入が決まりました。
C-Turtle FEは、GHGプロトコルのScope1、2(自社における直接・間接排出量)に加え、Scope3(事業者の活動に関連する他社の排出量)の算定が可能なGHG排出量可視化プラットフォームC-Turtleのサービスとして、金融機関の国際的基準「PCAFスタンダード」に準拠したファイナンスド・エミッションの可視化と削減を支援するプラットフォームです。本サービスの導入により、投融資先の一次データを活用し、投融資に係るGHG排出量およびその削減努力を反映したデータクオリティーの高いScope3排出量算定が可能となります。さらに、最新の規制動向やトレンドに応じたタイムリーな機能追加、係数データ等の提供を行っています。
本提携を通じ、投融資先がC-Turtleを活用することで、投融資先やサプライヤーの排出量の可視化状況が明確になり、サプライチェーンを通じたGHG排出量の算定・削減の推進が可能となります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/423694/LL_img_423694_1.png
図1

【今後について】
紀陽銀行は、投融資先との実効的なエンゲージメントを実施し、GHG排出量の算定と削減に向けた取り組みを推進します。NTTデータおよびNTTデータ関西は、紀陽銀行とその投融資先へのC-Turtle FE、C-Turtleの提供を通じ、エンゲージメントをサプライチェーンでつなぐことで、地域のカーボンニュートラル達成および地域社会の持続的な発展に向け貢献していきます。


【注釈】
注1:C-Turtle FEは、サプライヤーの削減努力を自社のScope3排出量の削減効果として取り込むことできる「総排出量配分方式」を採用するGHG可視化プラットフォーム「C-Turtle」の新サービスとして、金融機関の国際的基準「PCAFスタンダード」に準拠したファイナンスド・エミッションの可視化と削減を支援するプラットフォームです。本サービスの導入により、投融資先の一次データを活用し、投融資に係る温室効果ガス(GHG)排出量およびその削減努力を反映したデータクオリティーの高いScope3排出量算定が可能となります。

注2:C-Turtleは、削減できるScope3算定を実現するGHG排出量可視化プラットフォームです。一般的に、Scope3の算定は「活動量(企業の活動規模)」×「排出原単位(市場平均値)」で算定されることが多く、企業の削減努力を反映することが難しいという課題があります。C-Turtleは、Scope3の算定に、サプライヤーの排出量(一次データ)を活用し、サプライヤーの削減努力を自社排出量に取り込むことができる「総排出量配分方式」を採用しています。これにより、投融資先やサプライヤーの排出量の可視化状況が明確になり、サプライチェーンを通じたGHG排出量の算定・削減の推進が可能となります。


■「C-Turtle」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/
■本リリースは、NTTグループが展開するGXソリューションブランド「NTT G×Inno(エヌティティジーノ)」の取り組みの一つです。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/423694/LL_img_423694_2.png
図2

URL: https://group.ntt/jp/group/nttgxinno/
■「NTT G×Inno」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。
「NTT GX(Green Transformation)×Innovation」の略称であり、NTTグループが社会へのソリューション提供を通じてGX分野でInnovation(変革)をおこし、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献していく取り組みです。
■その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。


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プレスリリース提供元:@Press

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図2

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