【ダイキン】業務用大型空調機器を製造する合弁会社を台湾で設立し事業を開始
@Press / 2025年1月22日 11時0分
ダイキン工業株式会社の100%子会社で東南アジアとオセアニア地域の業務用大型空調機事業を統括するダイキンマレーシア社は、台湾の販売代理店である和泰興業と、台湾の産業用空調機器メーカーである力菱(リーリン)機電事業股份有限公司(以下、力菱)と、台湾の空調市場向けにエアハンドリングユニット(以下、AHU)を製造する合弁会社を設立し、事業を開始しました。事業開始にあたり1月21日に台湾の彰化縣にある製造工場で開所式典を開催しました。
力菱は1981年の創業以来、産業用空調機器メーカーとして冷凍機やAHUの開発・製造・販売を行ってきました。特に半導体市場で豊富な納入実績を持ち、優れた競争力を持つ製品群と高度な要求仕様への対応力、要素部品を自前化するノウハウ、強固な保守サービス、サポート体制を持った台湾有数のメーカーです。
ダイキングループでは、台湾の販売代理店である和泰興業を通じて台湾で住宅用から店舗・オフィスなど業務用空調機器の販売を拡大してきました。2017年に業務用大型空調機器の販売を本格的に開始し、大型商業施設などへの展開も加速しています。
近年、ITの発展やデジタル化が進み日常生活に浸透する中、これらを支える半導体商品の需要が急激に高まっています。半導体は、利用用途の多様化や新技術採用による性能向上で今後も市場の拡大が見込まれています。特に台湾は、世界の半導体受託製造分野で高いシェアを持つメーカーが集積しており、半導体用途向けの空調機器・サービスの需要が引き続き伸びることが予想されています。
このたびの合弁会社設立により、ダイキングループの台湾市場における事業基盤やグローバルで培った要素技術・製造ノウハウと、力菱の半導体分野で培ったAHU製品ノウハウや保守サービス、サポート力を組み合わせることで、要求仕様の厳しい半導体市場のニーズにも適したAHUの生産・供給を行います。それにより、ダイキンの熱源機器と競争力の高いAHUをあわせた空調ソリューションの提供を可能にします。
将来的には、半導体工場でのノウハウを他の地域へ横展開をめざすと同時に、同じく高度な仕様が求められるデータセンター市場など他の用途にも展開することで、各分野での省エネや脱炭素などの課題解決に取り組んでまいります。
【合弁会社の概要】
社名:大金(台湾)應用空調系統股份有限公司
本社:台湾 彰化縣
設立:2024年8月
資本金:8億円
出資比率 ダイキンマレーシア社51%、和泰興業34%、力菱15%
事業内容:エアハンドリングユニットの製造
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プレスリリース提供元:@Press
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