岸惠子 朗読劇『わりなき恋』満員御礼で開幕スタート!2部の岸惠子トークショーも大好評!
@Press / 2015年6月19日 10時0分
株式会社サンライズプロモーション東京(所在地:東京都港区)は、岸惠子 朗読劇『わりなき恋』の開催模様をお知らせいたします。
6月15日(月)に明治座(東京都)にて開幕した本作品は、2013年に発表されるや、たちまち25万部を突破するベストセラーとなった恋愛小説「わりなき恋」を著者・岸惠子みずからが脚色・朗読さらには衣装も手がけて舞台化した意欲作である。
この小説を「自分で監督する初の映画にしようと思っていました。ただ、いざ書き終えたら笙子役にふさわしい女優さんが見当たらない。」と話す岸惠子は、朗読劇化に挑むこととなった。「4年かけて書いた小説」を「12、13バージョン書き直した」という本作品が、満を持して開幕した。
■公演レポート
ステージ上にはピアノとベンチ、小さな階段が置かれている。その後ろには一部をスクリーンに加工し装飾された巨大な紗幕。さらにその後ろには幾何学的な装飾を施した大黒幕。シンプルかつシックな舞台美術。公演は「ようこそ、お越し下さいまして、ありがとうございます。」との岸惠子本人の感謝の言葉から始まる。朗読が始まると、まず、岸惠子の82歳とは思えない声の可憐さに惹かれる。そして、細井豊のピアノとハーモニカ、さらにはピアニカを巧みに組み合わせた演奏や、数回の衣装チェンジが物語に流れる感情を補完する。ステージに投影される映像やふんだんに使われるSE(効果音)は、物語の世界観をより具体的に観客へ伝える。話の内容は、熟年の男女の恋愛の話で、性愛を比喩する表現も出てくるが、全く嫌味を感じない。むしろ、年齢に関わらず、自由に恋愛をする様子に、羨ましいと感じてしまう。特出すべきは、朗読しながら、飛んだり跳ねたり小走りしたりと、動き回る岸惠子の演技。役どころだからか、岸惠子本人がそうだからか分からないが、たまらなく愛おしいと思えた。原作の読みどころをそのままに、約1時間30分と見事に仕上がっていて、原作を知らない人でも十分作品を味わえる内容となっていた。本編後に、岸惠子のトークショーもあり、作品への思いや、ジャーナリストとしての岸惠子の考えを聞くことができることも楽しみのひとつとなっていた。
■岸惠子 コメント
わたくしが精魂こめて書きました小説「わりなき恋」を朗読劇として皆さまにお届けします。成熟した男と女の恋の物語をどうぞ、どうぞ楽しみくださいませ。
■「わりなき恋」あらすじ
2005年春。海外で活躍するドキュメンタリー作家・笙子(69歳)は、パリに向かう機内のファーストクラスで大手企業の重役・兼太(58歳)と隣り合い、わずかな会話を通じて惹かれ合う。笙子は70歳直前で兼太も間もなく還暦。二人は「最後の恋」と自覚しながらも、逢瀬を重ねていく。。。
■公演概要
公演名 :岸惠子 朗読劇『わりなき恋』
原作 :「わりなき恋」(岸惠子 著 幻冬舎刊)
脚色・衣装・主演:岸惠子
音楽・演奏 :細井豊
演出 :星田良子
・公演日程
7月22日(水)15:00 わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)
※チケット好評発売中
7月31日(金)15:00 福岡キャナルシティ劇場
※チケット好評発売中
9月 2日(水)15:00 たましんRISURUホール(立川市市民会館)
※チケット発売 6月20日(土)
9月10日(木)15:00 相模女子大学グリーンホール
※チケット発売 6月20日(土)
9月16日(水)15:00 鴻巣市文化センター
※チケット発売 6月20日(土)
■チケット申込みサイト チケットぴあ
http://pia.jp/t/warinaki-koi/ (PC・携帯)
■チケット申込み電話 サンライズプロモーション東京
0570-00-3337(オペレーター)
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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