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ホンダの原付二種モデル今後の拡充は? カスタムを通した楽しみ方の提案にも注力?

バイクのニュース / 2020年4月15日 11時0分

原付二種の出荷台数は年々、増加傾向にありますが、ホンダの2019年3月期出荷台数を見ると、原付二種が原付を上回る結果となっています。今後、原付二種のモデルは更に拡充されるのでしょうか。

■国内メーカートップの品揃え ホンダの原付二種、今後の動向は?

 ホンダは、大ヒットを記録した「スーパーカブC125」やC125をベースにした新型車「CT125ハンターカブ」(6月26日発売)、「CB125R」などのファンモデルの他、PCXシリーズなどの利便性に優れたスクーターモデルを含む、合計17車種(競技用モデルを除く)もの原付二種モデルをラインナップしています。

 近年、原付に変わり、国内二輪市場の主軸となりつつある原付二種モデルですが、ホンダは今後、さらなるラインナップ拡充を進めていくのでしょうか。ホンダモーターサイクルジャパンの営業本部 企画部 商品企画課の本間康介課長に伺ってみました。

―――ホンダは今後も原付二種モデルの拡充を進めていくのでしょうか。

 そうですね。モデル数的には十分な数になってきたのかなと思っています。今後はどうやってモデルの新鮮さを保つか新しい提案を出来るかというところですかね。

―――東京/大阪モーターサイクルショーで展示される予定だったCT125ハンターカブにおては、発売にさきがけ、カスタムされた車両も用意されていたようですが、こうしたカスタムも新しい提案のひとつになるのでしょうか。

 そうですね。まさに仰る通りです。タイなどでは一時の日本のようにカスタムが流行しています。現地製品は原価やコストも安いため、そうしたパーツ(タイ・ホンダ製)などもうまく活用してやっていけたらなと考えています。

 今のユーザーさんは昔と違い、自分でカスタムされる方も少なくなっていますが、メーカー側で導いて挙げられればとも思っています。

―――メーカーという縛りもあると思いますが、そうした点はどのようにクリアしていくつもりでしょうか。

 もちろん、そうした縛りもありますが、基本となるカスタムをご提案させていただければと考えています。その上で、プラスアルファはメディアさんであったり、サプライヤーさんのご協力を頂いて更に広げていただければと思います。

―――メーカー純正アクセサリーとサプライヤー製のアイテムの線引はどのように考えていますか?

 原付二種に限っては車検はありませんが、メーカーとしては車検相当の保安基準であったり、安全性といったところに注力していますかね。もちろんやりたいことは山程ありますが、そうした点は車両開発時やサプライヤーさんのパーツ開発陣とコミュニケーションを取り、このパーツを付けたらこういうことを出来るという“裏技”を仕込んでいたりもします。

※ ※ ※

 発売前にも関わらず、モリワキやデイトナ、スペシャルパーツ武川、キタコ、プロとなど、各社サプライヤーはすでにCT125ハンターカブ用のパーツを多数用意していますが、カスタムはユーザー次第で楽しみ方も千差万別です。

 ホンダに限らず、各社の原付二種モデルが今後どのような動向を見せるのか期待が高まります。

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