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2020年MXGPクラス初参戦のTeam HRCミッチェル・エバンス選手に聞いた

バイクのニュース / 2020年4月14日 19時0分

2020年シーズンからMXGPクラスに初参戦しているTeam HRCミッチ・エバンス選手に第2戦で負傷した怪我の状況と自宅での様子を聞きました。

■不必要なリスクを減らすことも重要 RidersAtHome!

 Team HRCミッチェル(ミッチ)・エバンス選手は、オランダのファルケンスワードで行われたモトクロス世界選手権第2戦レース1の1周目にマルチクラッシュに巻き込まれて転倒、その際に右肩を脱臼してリタイアし、オーストラリアのブリスベンで右肩の手術を受け現在療養しています。2019年参戦したMX2から2020年は、初のMXGPレースで3位に入賞しています。

 現在の状況について、療養中のミッチ・エバンス選手にお話を聞きました。

 ――手術を受けましたが、今の肩の状況はどうですか?

 基本的には肩を回復させるしかありません。昨日、健康診断のために理学療法士に診てもらい、ちょっとしたエクササイズをしてみました。術後1週間で通常の2倍の可動域になったので理学療法士は、可動域にとても満足していて、本当にポジティブな状況だと思います。

 痛みもないので、正直なところ、手術を受けたような感覚は全くありません。チームHRCとも連絡を取り合っていて、全てがポジティブに見えています。安静にしていますが、1日に4回、4種類のエクササイズを行っています。基本的な可動域の運動で、それ以外は何もしていません。

 ――残りの体の部分についてはどうですか?

 サイクリングはできますが、ランニングなどはできません。肩を使っていなければ、サイクリングやウエイトをしても大丈夫なので、2日前にインドアサイクリングを始めて、肩を脱臼してからはあまりやっていないので、ゆっくりと体を慣らしています。基本的なフィットネスを維持して、肩の調子が良くなってきたら、より強度の高いトレーニングを追加して、足りないバイクの時間を増やしたいと思っています。今のところは、体を動かすための軽めのトレーニングをしています。

 ――現在は、MXGPの日程を見て、肩の回復にどのように取り組んでいますか?

 僕の場合は肩に集中していて、医師や理学療法士が用意してくれたスケジュール通りにやっています。今はMXGPの日程についてはあまり気にしていません。でも、レースに復帰する頃にはバイクに乗れていればいいなと思っています。

イギリス・マターリー・ベイシンで開催されたモトクロス世界選手権第1戦レース1で3位表彰台を獲得

 ――オーストラリアから戻る予定はありますか?

 今のところ誰も考えていないと思うので、政府が何を言っているのかを見ながら、一日一日を過ごしています。いつ出国が許可されるか、あるいは検疫期間なしで他の国に移動できるか、ということになるでしょう。

 ――最後にファンへのメッセージをお願いします。

 この難しい時期には、政府のガイドラインに従うことが大切だと思う。今、これを言うのは簡単だけど、RidersAtHomeというFIMのメッセージは守るべき重要なものだと思います。人々が安全でいることが重要だし、不必要なリスクを減らすことも重要だし、個人的には、それができたときにはレースへの復帰が叶うと思います。

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