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映画監督・水谷豊が地方都市のオーケストラで巻き起こる悲喜こもごもを描く『太陽とボレロ』

バイクのニュース / 2022年6月4日 15時0分

水谷豊が脚本、監督、出演の三役を担当。地方のアマチュア交響楽団の解散からはじまるユニークな人生讃歌『太陽とボレロ』が、2022年6月3日(金)より全国公開中です。

■水谷監督のオリジナリティあふれる世界観

 豊かな自然に恵まれたとある地方都市で、長年活動を続けてきたアマチュア交響楽団が解散することに。苦渋の決断を下した主宰者・花村理子がラストコンサートを計画するも、それぞれの事情を抱えた楽団員たちの息はなかなか合いません。しかし楽団の喪失を機に、理子と楽団をめぐる人々とのつながりが図らずも増えてゆき……。

『太陽とボレロ』(c)2022「太陽とボレロ」製作委員会『太陽とボレロ』(c)2022「太陽とボレロ」製作委員会

 クラシック音楽をモチーフに、終わりから生まれる始まりというユニークな人生讃歌『太陽とボレロ』を手掛けたのは、『相棒』シリーズ(2000年〜)で国民的な知名度を誇る水谷豊。これまでも鮮烈な映画監督デビュー作『TAP THE LAST SHOW』(2017年)、前作『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019年)など、オリジナリティあふれる世界観で、人生の希望を照らしてきました。この最新作『太陽とボレロ』でも前作に続き、脚本、監督、出演の三役を担い、作品をアグレッシヴに牽引しています。

 水谷監督直々のオファーを受けて主人公・理子を演じるのは、本作が満を持しての映画初主演となる檀れい。観客の共感を呼ぶ等身大のヒロインを、明るくチャーミングに演じています。また、歌手/ミュージカル俳優としての活躍も目覚ましい石丸幹二、監督が熱視線を送る若手注目株の町田啓太、新人ながらヴァイオリンの腕を見込まれて大抜擢された森マリアなど、メインキャストは実に豪華。さらに田口浩正、藤吉久美子、田中要次、六平直政、河相我聞、原田龍二、檀ふみ、山中崇史、松金よね子、小市慢太郎ら、実力派のベテラン俳優陣が脇を固めます。

 コロナ禍で撮影が1年延期になった間も、楽団メンバー役の俳優陣は楽器練習に励んだそうです。なんと吹き替えなしでプロのオーケストラと「ボレロ」を演奏したというクライマックス・シーンは、本作の白眉と言えるでしょう。世界を舞台に活躍する指揮者・西本智実率いる、イルミナートフィルハーモニーオーケストラの美しい旋律が、映画をいっそう輝かせます。

ホンダのDREAM SL350(1970)ホンダのDREAM SL350(1970)

 いまや俳優・監督としてドラマ/映画界の重鎮となっている水谷さんですが、若かりし頃はドラマ『泣くな青春』(1972年)で不良グループのリーダーを演じ、ホンダのDREAM SL350に乗る姿が印象的でした。70年代はツッパリ的なイメージで打ち出していたようですが、そんな水谷さんが本作に抜擢した町田さんも『HiGH&LOW』シリーズ(2015年ほか)ではバイクに乗るシーンで自ら運転しており、不良ドラマの系譜を感じさせます。

『太陽とボレロ』(c)2022「太陽とボレロ」製作委員会『太陽とボレロ』(c)2022「太陽とボレロ」製作委員会

 豪華キャストはもちろん、独創的なオリジナル脚本や風光明媚な地方都市のロケーションなど、見どころ満載の『太陽とボレロ』は2022年6月3日(金)より全国公開中です。

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