ナ・ホンジン製作！ タイの秘境を舞台に描く怒涛の恐怖エンターテインメント『女神の継承』

最恐映画『哭声／コクソン』（2016年）で世界中の度肝を抜いたナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを手がけた、観る者を戦慄の秘境へと招く今夏ホラーの大本命『女神の継承』が、2022年7月29日（金）より全国ロードショー中です。

■猛暑には背筋が凍る戦慄のホラーを

　恐ろしすぎる超常現象描写と國村隼の熱演で世界中の度肝を抜いた『哭声／コクソン』（2016年）のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを手がけた『女神の継承』は、タイ東北部イサーン地方を舞台に繰り広げられる、東南アジア版『コクソン』とも言える衝撃作です。

　小さな村で暮らす若く美しい女性ミンは原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになります。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求めます。もしやミンは、一族の新たな後継者として選ばれ憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか？ ニムはミンを救うために祈祷を行いますが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在でした……。

『女神の継承』は『哭声／コクソン』の続編として、ファン・ジョンミンが怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから企画がスタート。本作ではタイの祈祷師をモチーフに、観る者を社会の常識が通用しない戦慄の秘境へと招き入れていきます。

　先祖代々続く祈祷師の一族に生まれるも何かに取り憑かれてしまい、美しかったころの面影が消え、もはや人とは思えない形相のミン。それぞれ異なる儀式でミンに憑依した“何か”と対峙する、個性豊かな祈祷師。本作を構成する全ての要素が、観客を恐怖に陥れます。

タイ発のバイクメーカーGPXの「Legend250TWIN ll」

　タイといえばバイク王国として知られ、バンコク国際モーターショーにはアジア各国のバイクが多数出展されます。近年はタイ発のバイクメーカーGPXが日本上陸も果たしましたが、巨大なビンテージスクーター市場があることでもお馴染みです。タイが舞台の映画には必ずバイクが登場するので、そのあたりも要チェックです。

　タイ×韓国のタッグで世界を震撼させた、今夏ホラー映画の大本命『女神の継承』は、2022年7月29日（金）より全国ロードショー中です。