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いい方法はある? 全身で花粉を浴びるツーリング時の花粉症対策とは

バイクのニュース / 2023年3月24日 9時0分

普段バイクに乗っていて、花粉に苦しんでいる人も多いと思います。そこで、バイクに乗る際の花粉症対策グッズをまとめてみました。

■バイク用花粉症対策グッズは少ない

 だんだん暖かくなってきて、ツーリングに出かける人も増えています。しかし、春は同時に花粉の季節でもあり、花粉症によって楽しいツーリングが台無しになってしまうということもあるでしょう。

 特に本年度、2023年の花粉の飛散量は昨年と比べて多いとされており、一部報道では10年で最多と言われるほどの飛散量です。

 そんな花粉はライダーにとって、悩みの種となることもあるでしょう。くしゃみや鼻水、目のかゆみや充血など、花粉症の症状によって運転に支障をきたしてしまうこともあるかもしれません。

 そこで、ライダー向け花粉対策グッズをご紹介します。

バイクにはマスクやゴーグルなどの花粉症対策が有効バイクにはマスクやゴーグルなどの花粉症対策が有効

ライダー向けの花粉症対策グッズについて、都内のバイクグッズ販売店担当者は次のように話します。

「ハーフヘルメットを使用している人は、フルフェイスなど顔がしっかりと覆われるタイプのヘルメットを使用した方が、花粉の影響を受けにくいです。また、ハーフヘルメットを使用している人はマスクだけでなく、ゴーグルを使用するのもひとつの手。目のかゆみや涙などには効果的だと思います。

 また、花粉症対策グッズに関して、コロナ禍などもありマスク自体の数は多いのですが、ライダー用花粉グッズはそもそも商品が少なく、特別に売れているものはないというのが現状です」

 ライダー用の花粉症対策グッズは数が少ないため、商品を探す場合にはバイク用に限らずに、幅を広げてマスクやゴーグルを探してみると良いでしょう。

バイク用の花粉症対策グッズはあまりないので、一般の花粉症対策グッズを使うことがおススメバイク用の花粉症対策グッズはあまりないので、一般の花粉症対策グッズを使うことがおススメ

 昨今は花粉症対策マスクなども数多くラインナップされています。例えば、スポーツマスクブランド「NAROO」が販売する「NAROO MASK(ナルーマスク) F3F」は、呼気が出入りする口の部分に、花粉をブロックする高性能フィルターが搭載されています。

 また、目元にはマスクと密着させるノーズクリップがマスク内に組み込まれているため、花粉やホコリの侵入を防げます。伸縮性に優れ、薄くてつるりとした質感のため、フルフェイスなどのタイトなバイク用ヘルメットでも着用可能。

 実際に購入したユーザーからは、「鼻の部位の芯はとても良い。暑い時期にこそ汗が直接ヘルメットに当たらないので衛生面も良いと思う」、「ヘルメットを被る時にズレなくて良いです。無理なく呼吸でき、サングラスも曇らず優れものです」など、好評の声が多く上がっています。

 加えて、「花粉以外にも排ガスをある程度防いでくれるので、ツーリング終わりに喉がイガイガする事が少なくなりました。お湯で手洗いして浮き出る真っ黒な排ガス汚れを見ると、マスクをしないのは考えられません」という意見もあり、花粉だけでなく排気ガスの侵入も防いでくれるというメリットもあるようです。

眼鏡や薬などの活用も花粉症には有効眼鏡や薬などの活用も花粉症には有効

 花粉対策グッズとしては他にも、「レスプロ」のマスクがあります。この商品はメッシュ仕様のスポーツマスクで、花粉やホコリをブロックすることが可能。また、排気バルブにより、普通のマスクに比べて楽に呼吸をすることができます。

 一方で、このマスクには少し厚みがあるため、フルフェイスヘルメットで使用する際は少し苦労します。そのため、原付でハーフヘルメットを着用するといった場合にオススメといえるでしょう。

 ちなみに、花粉症の状態での運転には注意が必要。道路交通法66条「過労運転等の禁止」では、以下のように規定されています。

「何人も、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない」

 花粉症は上記の病気にあたる可能性があるため、くしゃみや目のかゆみなどの花粉症の症状がひどく、正常な運転ができないおそれがある場合は、バイク等を運転してはいけません。

 また、花粉症の対策として薬によって症状を抑えるといったケースもありますが、この場合も薬物の影響により眠気や頭痛を引き起こし、正常な運転ができなくなる場合があります。そのため道路交通法違反に該当する可能性があるので注意してください。

※ ※ ※

 このように、春のツーリングなどでライダーを悩ませることもある花粉症ですが、対策をしていないと道路交通法違反に該当したり、薬の副作用で運転ができないといった場合もあります。

 花粉症でバイクに乗るのを諦める前に、花粉症対策グッズの利用を検討してみてはいかがでしょうか。快適なバイクライフを送るためにしっかりとした対策を講じ、安全運転や自身の体調管理に十分注意しましょう。

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