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最新装備も盛り沢山!スズキの原付二種スクーター「バーグマンストリート125EX」を紐解く〜高梨はづきのきおくきろく。〜

バイクのニュース / 2023年6月18日 12時0分

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』。スズキの原付二種スクーター「バーグマンストリート125EX」に試乗します。バーグマンシリーズ最小排気量の実力を高梨はづきが徹底的に調べます。

■バーグマンシリーズ末弟の実力を見極める

 皆さんこんにちは、高梨はづきです!

 今回は3月末に発売開始された、スズキの原付二種スクーター「バーグマンストリート125EX」をお届けしていくよ!

スズキの原付二種スクーター「バーグマンストリート125EX」をお届けスズキの原付二種スクーター「バーグマンストリート125EX」をお届け

 バーグマンストリート125EXが置かれる125ccクラスは、メーカー各社がかなり力を入れている排気量帯。スズキからは他にもアドレス125・アヴェニス125がいて、とても豊富なラインナップになってるよね。

 わたしは以前、アドレス125だけには試乗させてもらっているよ。その時のコラムに試乗記をあげているので、今回の記事でアドレス125も比較してみたくなった人はよかったらわたしの過去記事を漁ってみてね!

■早速新型バーグマンストリート125EXを見ていこう!

 外観をパッと見た感じ、かなり大きく見えて125ccとは思えない車格を感じたよ。フロントカウルを真正面から見ると、サイドに付いているウィンカーがライトをフワッと包み掴むような形になっているんだけど、少し場所をずらすとまた見え方が変わって面白い。

試乗車のボディは、パールムーンストーングレー試乗車のボディは、パールムーンストーングレー

 試乗車のボディは、パールムーンストーングレーというカラーリングで、少し青みのある暗めなグレーと、ホワイトみのあるグレーカラーの2色使い。シールドには、ボディのカラーにも合うようなスモークの仕様になっているよ。

 全体的にクールで渋い印象で、これくらいの渋さがあるなら、風景や街並みやどんな服にも馴染んで変に悪目立ちせず、かなり使い勝手が良さそうだ!

サイドのデザインは、ツンとした鋭さもあり、わたしには全体を引き締めてくれている見えるサイドのデザインは、ツンとした鋭さもあり、わたしには全体を引き締めてくれている見える

 また車両をサイドから見たときのデザインが、折り返されていることによってツンとした鋭さもあって、これがわたしには全体を引き締めてくれている要因に見えた。野暮ったく感じさせない、端々から高級感のある作りをしているなぁと思ったよ。

■気になる足付きはどうだろう?

 シート高780mmとはカタログスペック。わたしの身長(158cm)で、シートの前の方に座ってみた時に、土踏まずまで着地出来たよ。

シート高は780mm、身長158cmのわたしで、シートの前の方に座ってみた時に、土踏まずまで地面に着地するシート高は780mm、身長158cmのわたしで、シートの前の方に座ってみた時に、土踏まずまで地面に着地する

 サイドスタンドを払って車両を垂直に立ち上げる時「重いかなぁ」と思ったら…見た目に反してかなり軽いのにビックリ!

 思わず「軽っ!」って声が漏れ出た。さらには、停車している状態でハンドルを振ってみたらハンドルも軽々動かせるし、驚きの連続。112kgってこんな軽いものだっけ?絶対扱いやすい…!と乗る前から確信した。

 足元は広くて、悠々と足を伸ばすこともできるのがいいよね。窮屈さを感じないので、背の高いライダーにもありがたい仕様になっているみたいだよ!

アイドリングストップ機能が採用されたバーグマンストリート125EXアイドリングストップ機能が採用されたバーグマンストリート125EX

 そして、バーグマンストリート125EXの特徴は、何と言ってもアイドリングストップが出来る仕様になったこと。他社メーカーの125ccスクーターラインナップを見ると、昨今の新車にはアイドリングストップが標準装備されているものが多かったんだけど、とうとうスズキからも登場したんだ(わたし調べではスズキ初だけどどうなのかな…?)。

 停車時にエンジンが止まってくれるのは、無駄な排気ガスの排出やガソリンを消費しないからエコだよね!

 早速エンジンをかけてみる!スターターボタンを押してみると、電動バイクのようにウィーンって小さな音を出しながら始動したので一瞬あれ?ってなった。この感じって今までのエンジン付きスクーターにない感じで新鮮なんだけど、サイレントスターターシステムっていうのがスズキの二輪車で初採用なんだとか。

■では走行開始!

 走り出し・立ち上がりは、やはりとても軽やか!車体の重みを感じず、そしてスーーっと進む。スズキの125ccスクーターラインナップでは、上位の価格帯を設定されていることもあって、何というかとてもお上品な感じ!

ストレートでは、路面からの衝撃や振動を最小限に抑えてくれるストレートでは、路面からの衝撃や振動を最小限に抑えてくれる

 今回の撮影地は幅広の道路で一本道も長かったのでストレート走行が存分に楽しめた。路面からの衝撃や振動を最小限に抑えてくれていて、その後のカーブ走行も風と一体になっている気がして、とても気持ちが良かった。

 足元の空間も広々しているから、走行中は空間を存分に使うことが出来たよ。このおかげで、疲れも感じ辛くしてくれているように思ったよ。

 急なブレーキ操作にもしっかり対応してくれて、立ちゴケしそうな状態になったとしても、片足でグッと支えられるくらい軽いので、女性が乗っても安心して扱えるよ!

カーブ走行も風と一体になっている気がして、とても気持ちが良いカーブ走行も風と一体になっている気がして、とても気持ちが良い

 あ、そうそう。スズキの人が言うには、バーグマンのアイドリングストップが効くようになるには条件があるんだそう。空冷だけど、エンジン温度センサーが働いてくれていて、液晶ディスプレイに表示されている油温の目盛が下から2つ目まで埋まっている状態がまずひとつ。かつ、速度10km/h以上出してから停止した状況がふたつめ。これがアイドリングストップ機能の発動する条件なんだとか。覚えておこう!

 実際に、走行中のアイドリングストップ機能は優秀そのもので、バイク乗りなら誰しも体験するであろう渋滞時などのちょっとずつ前に進んでは止まりの状況でも、逐一アイドリングストップしてくれる。

 そしてアイドリングストップした後のスタートも、瞬発的にエンジンがかかるから、もたつかずにスーーっとちゃんと走り出してくれるのがいい。アイドリングストップから復旧する時にもたつかずに意のまま発進できるのはgoodだよね!もちろんアイドリングストップが煩わしくなった時用にOFFスイッチも付いているので、気分によって適宜切り替えれるのも良いね!

ハンドル下とシート下に2つのフックが備わっているハンドル下とシート下に2つのフックが備わっている

 スクーターの気になるところといえば、あとは積載についてかな。ハンドル下とシート下に2つのフックが備わっているから、買い物袋をひっかけたり、ちょっとした手荷物ならわざわざシート下に収納する必要がないよ。たまにハンドルに袋をかけて走行する人がいるけど、危ないからフックを活用できるのは安心だね!

フタ付きのフロントボックス内には、USB電源ソケット(5V・2A)を備えているフタ付きのフロントボックス内には、USB電源ソケット(5V・2A)を備えている

 その他に、フタ付きのフロントボックス、オープンタイプの深底インナーラック、USB電源ソケット(5V・2A)を備えているので増設なしでスマホ充電できるのが嬉しいところ。

シート下の収納容量は21.5Lシート下の収納容量は21.5L

 シート下の収納容量は21.5Lなんだけど、海外ではシート下にヘルメットを収納することがないから、フルフェイスヘルメットはどうしたって入らない容量になっちゃうみたい。でもね、そんなバーグマンには素敵な装備が付いているの。なんと、ヘルメットホルダーが2個!

 ここで、ヘルメットホルダーの小話をするとね、海外ではヘルメットをそもそも被らない国や、ヘルメット着用義務のある国ではバイクを降りたら盗難防止のためにヘルメットをそのまま持ち歩く人が多いらしくて、基本的にバイクに置いて行く事がないんだって。

 そういう事情もあって、製造段階で必要ないパーツと認定されてしまったヘルメットホルダーは、標準装備にすることがほぼなくなったみたい。でもさ、多くの日本人ライダーはこれまでヘルメットホルダーの恩恵を感じてるじゃない?そのヘルメットホルダーがバーグマンには1個どころか2個も付いていることに拍手!さすがだよね!ありがとうと言いたい!

燃費も良いバーグマンストリート125EX燃費も良いバーグマンストリート125EX

 さて、125ccクラスのスクーターをお探しの方、燃料タンクの容量は5.5L入るよ。56.0km/L(クラス1、1名乗車時)だから燃費もいいよ!バーグマンストリート125EXかなり良かったから是非検討に入れてみてね!

 では本日はここまで。
 また8の付く日にお会いしましょう〜!

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