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鮮やかなブルーのカラーリングに憧れる!新排出ガス規制に対応したスズキ「GSX250R」に試乗!〜高梨はづきのきおくきろく。〜

バイクのニュース / 2023年7月18日 12時10分

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』。新排出ガス規制に対応したニューモデル、スズキ「GSX250R」に試乗するよ。GSXの文字が「バンッ!」と車体に入った鮮やかなブルーの「GSX250R」を紐解くよ!

■新排出ガス規制に対応した2023年型スズキ「GSX250R」

 みなさんこんにちは、高梨はづきです!

 本日紹介する試乗車は…2023年3月に発売されたスズキ「GSX250R」!フルカウルスポーツバイクをお届けしていくよー!

新排出ガス規制に対応したスズキ「GSX250R」に試乗するよ新排出ガス規制に対応したスズキ「GSX250R」に試乗するよ

 2023年モデルは新排出ガス規制に対応したニューモデル。私は排出ガス規制になる前の2022年式GSX250Rには試乗したことがあるのでその時の記憶を思い出しながら試乗してみようと思う!気になる方は過去記事一覧から見てみてくれたら嬉しいなぁ。

 ところで、排出ガス規制になると何が変わるんだ?という素朴な疑問。これは、国土交通省が発令する大気環境改善を目的にした規制なんだけど、日本では、欧州で最も厳しい基準とされるEURO基準というものに準拠するよう適用されているんだって!

欧州で最も厳しい基準とされるEURO基準というものに準拠するよう適用された欧州で最も厳しい基準とされるEURO基準というものに準拠するよう適用された

 車体から排出される大気汚染物質を削減してくれて、環境にやさしくなる一方で、この排出ガス規制に対応できず廃盤になってしまうバイクもチラホラあるようで、無理難題に立ち向かうメーカーさんの苦労は計り知れないところだけど、スズキのGSX250Rのようにそれを乗り越えたモデルがちゃんと継続していってくれていることにありがたさを感じるね!

 同車は、スズキのロングセラー製品だし、これからもみんなに愛されるバイクとして輝いていてほしいよね。

■さて、難しい話は置いといて、さっそく車体を見ていくよ!

 GSXシリーズといえば、SUZUKIの文字がバンッ!と入った鮮やかなブルーの車体だよね。もちろん他のカラーリングもかっこいいけど、ミーハーなわたしがそれに乗れることを期待して撮影日を迎えたのが一年前のこと。試乗車両のカラーリングはなかなか選べないので、2022年モデルの試乗の際には華麗に撃沈したのが懐かしい。

SUZUKIのコーポレートカラーのGSX250Rに憧れていたSUZUKIのコーポレートカラーのGSX250Rに憧れていた

 今回は、念願叶って、あのSUZUKIのコーポレートカラーともいえるトリトンブルーメタリックの車体が目の前に現れて「これこれ〜!これに乗りたかったの〜!」と心が躍ったよ♪

…あれ?よくみるとボディにGSXの文字。SUZUKIの文字じゃなくなってる!でもこのタイプもかっこいいね!またGSXに乗る時には絶対トリトンブルーがいいなって願っていたので、それが一年越しに叶って嬉しい!

 2023年バージョンのGSX250Rのカラー展開は全4種類。ブルーの他にブラックやレッドがNEWカラーとして登場していて、トリトンブルーに浮かれてしまったわたしが言うのもなんだけど、素敵なカラーリングが揃っているよ。パールネブラーブラックっていうカラーリングは、スズキのフラッグシップモデルであるHayabusaを彷彿とさせる感じで、なんだか”THE 漢”な雰囲気が渋くてとても良い味をだしているもんね。

■いざ車両に跨ってみるよ!

 スペックは、2022年モデルから大きく変更はないみたい。厳しい排ガス規制に対応したというのに…これが企業努力ってやつだね。

シート高790mm、身長158cmでは足付きに少し不安が残るかもシート高790mm、身長158cmでは足付きに少し不安が残るかも

 シート高790mmは数字だけ見れば低めの設定だと思うんだけど、シートの幅が少し広めに作られていることと、ハンドルまでの距離が遠いこと、また前傾姿勢になることで骨盤が上がって足が真下に降ろせないからわたしの身長(158cm)では足付きに少し不安が残るかも?

 少し厚底の靴を履いて、グッと前の方に座ってもつま先ツンツン気味になるので低身長勢の人の参考にしてもらえるといいかな!

 そして、この日の撮影ではジクサーSF250にも試乗したの。わたしの個人的感想としては、ジクサーの車重が158kgとかなり軽いから、初心者や筋力に不安がある人にとっては特に良心的な設定だと感じたんだけど、対して、GSX250Rは車重181kgと2台で比べると少し重いんだよね。

GSX250Rは車重181kgでジクサーSF250と比べると若干重い。押して歩く分には問題は無い重さGSX250Rは車重181kgでジクサーSF250と比べると若干重い。押して歩く分には問題は無い重さ

 23kgほどの差ではあるので、走り出してしまえばそれほど変わりない誤差程度の数字ではあるんだけど、もしネイキッドかスポーツかで迷っている人がいたら、重量に重きを置いて販売店などで試乗させてもらうと良いかも!これは乗る人の好みはもちろん、運転した時に向き不向きが出てくるなと感じたよ。

 250ccクラスでも、GSX250Rは重厚感、所有感を感じられるバイクだと思うので、ファンは多いと思うけど、女性からするとジクサーのように簡単で楽に扱える軽いバイクに気持ちがいってしまうのが本音。

跨った状態の上からのフロントの眺めはワクワクする跨った状態の上からのフロントの眺めはワクワクする

 それでも、跨った状態の上からのフロントの眺めは、わたしスポーツモデルを操っているなぁって嬉しくなっちゃうくらいワクワクするものだし、その感覚が何とも不思議で楽しいよね!

■乗り出したら楽しくなるGSX250R

 キーをオンにして、バランスをとりながらゆっくり発進させてみると、スタートは重みを感じながらもなんなく走り出せたよ。

クラッチレバーに硬さはなく、アクセルも素直に反応してくれるクラッチレバーに硬さはなく、アクセルも素直に反応してくれる

 クラッチレバーに硬さはなく、長時間、レバーをニギニギしてても疲れなさそうでわたし的に合格!アクセルも素直に反応してくれるし、乗り出しちゃえばすっごく楽しい!

 まずはそれなりのスピードでカーブに入って行ってみると、フロントからグイーッと傾いてくれるのが心地よくって、このまま高速道路のIC入口に入っちゃおっかなと思うくらい遠出したい欲が出てきた。

腕だけで曲がろうとせず、曲がる時には身体も一緒に体重移動させて、バンクさせながら乗らないとチグハグになってしまう腕だけで曲がろうとせず、曲がる時には身体も一緒に体重移動させて、バンクさせながら乗らないとチグハグになってしまう

 GSX250Rは腕だけで曲がろうとすると大きく円を描いてしまう走りになりやすいバイクに感じたよ。ガードレールや反対車線に飛び越えていってしまう可能性があるので、曲がる時には身体も一緒に体重移動させて、バンクさせながら乗らないとチグハグになってしまうので、これから乗る人は気をつけてね。バイクと一体になるように全身を使ってバイクが倒れてくれることので、ライダーを育ててくれるバイクなのかも!

 GSX250Rを扱いこなせたら、多分どのバイクも上手に乗れるようになると思うので、最初はGSX250Rは初心者や女性ライダーのファーストバイクとしてオススメしにくいかなぁと思ったけど、成長できるっていう意味では一台目に向いているなと、ふと思った。

GSX250Rは、成長できるっていう意味では一台目に向いているGSX250Rは、成長できるっていう意味では一台目に向いている

 これで女性ライダーが峠をブイブイ走っていたらわたしは尊敬の眼で見ちゃうなぁ。皆様の近くにそんなお姉様いたらぜひ教えてください!

ライダーを育ててくれるバイク「GSX250R」に乗ってライディングを成長させようライダーを育ててくれるバイク「GSX250R」に乗ってライディングを成長させよう

 2023年バージョンのGSX250Rも、2022年モデルと変わらず、ライダーを育ててくれるバイクだと感じたから、もっとバイクのことを知りたい、もっとライディングを成長させたいと思う人はぜひ検討してみてね!

 …ということで本日はここまで。
 また8のつく日にかお会いしましょ〜!

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