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周囲とライトでコミュニケーションが取れるクルマ!? アウディが第2世代のデジタルOLEDリヤライトを採用した「Q6 e-tron」を公開

バイクのニュース / 2023年8月2日 19時0分

アウディから、第2世代のデジタルOLEDテクノロジーが搭載された新型モデル、「Q6 e-tron」が発表されました。

■第2世代デジタルOLEDテクノロジーを搭載

 アウディは2023年7月23日、インテリジェントで鮮やかな照明が印象的な、第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」を発表しました。

第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のマトリクスLEDヘッドライトのシグネチャーパターン第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のマトリクスLEDヘッドライトのシグネチャーパターン

 この第2世代のデジタルOLEDリアライトによりQ6 e-tronは、ライトデザイン、機能の幅、そして安全性を新たなレベルに引き上げられます。そしてアウディはこの技術を徐々に発展させ、エクステリアライトを通じて情報を表示。他の道路利用者とコミュニケーションができるインテリジェントディスプレイを開発中です。

 アクティブデジタルライトシグネチャーも、新型Q6 e-tronと共にデビューした世界初の機能。斬新で生き生きとした印象を与える同技術は、アウディの照明技術の未来を指し示しています。さらに、マトリクスLEDヘッドライトのデジタル・デイタイム・ランニング・ライトと新世代のデジタルOLEDリア・ライトのデジタル・ライト・シグネチャーを初めてオプション設定。オンデマンドでデジタル・ライト・シグネチャーを予約することも可能です。

 新型Q6 e-tronはパーソナライゼーションにおいても新たな基準を打ち立てました。

 マトリクスLEDヘッドライトとデジタルOLEDリアライト2.0のデイタイムランニングライトには、合計8種類のデジタル・ライト・シグネチャーがオプションで用意されており、Q6 e-tronの外観をこれまでにないデザインに仕上げることが可能。これは、MMIおよびmy Audiアプリから設定することができ、購入後にデジタル・ライト・シグネチャーを追加で購入することも可能です。

第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のデジタルOLEDリア・ライトのシグネチャーパターン第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のデジタルOLEDリア・ライトのシグネチャーパターン

 ライティングデザインの責任者であるセザール・ムンターダ氏は「Q6 e-tronは市販モデルとして初めて、ライトの形状とその動き全体をデザインしたモデルです。

 ライティングデザインと新技術の完璧な共生により、これまで以上に生き生きとインテリジェントに見えます。私たちは、ライトのシグネチャーに個性を与え、同時にデジタルワールドに美学を与えました。

 世界初のアクティブデジタルライトシグネチャーによってQ6 e-tronは、アウディならではの個性的なデザインと美学の新時代を切り開いています」と説明しています。

■デジタルOLEDテクノロジーの歴史とは

 2016年、アウディは「TT RS」で新しい照明技術を自動車業界に導入。リアライトに有機LED(略してOLED)が採用されたのはこれが初めてでした。OLEDは半導体ベースの面光源で、完全な均質性と高いコントラスト値を持つ光を発生。明るさも調整可能です。

 さらに、OLEDライトの形状は自由に設定でき、切り替え可能なセグメントに正確に分割可能。OLEDリアライトのダイナミックなライティングシナリオは、TT RSにも搭載されています。

第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のマトリクスLEDヘッドライトのシグネチャーパターン第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のマトリクスLEDヘッドライトのシグネチャーパターン

 そして2020年には「Q5」のデジタルOLEDリアライトで、初めてリアライトシグネチャーを個別に選択できるよう進化。これによりアウディは、リアライトシグネチャーをデジタルで変更できる初の自動車メーカーとなりました。

 この変更はOLEDの中核的な特性である、高いコントラスト、切り替え可能なゾーンへの分割、高い均質性、非常に厳密にセグメントを配置する能力に基づいています。

 2年後の2022年に同オプションは「A8」のデジタルOLEDリアライトとして標準装備。このクルマのバスシステムは、ソフトウェアが各リアライトパネルと各OLEDセグメントを個別に制御することを可能にしています。さらにA8では、顧客はMMIを介して3つのリアライトシグネチャーを選択することができ、「S8」では4つから選択することが可能です。

 照明開発責任者のステファン・ベルリッツ氏は、この技術を使用した背景にある明確な戦略を次のように話します。

「アウディは、早くからリアライトにOLED技術を採用する可能性に着目し、自動車メーカーとして唯一、その開発とデジタル化を計画的に進めてきました。その結果、私たちはお客様にこれまで以上に新しい照明機能を提供できるようになりました。そしてOLED技術はコントラストが強いため、徐々にエクステリア・ディスプレイへと変化し、クルマの周囲とのコミュニケーションを可能にする重要な存在となりました。

 近接表示機能によって、私たちは2020年から光を使って他の道路利用者と交流しています。そしてQ6 e-tronでは、交通安全をさらに向上させるために、コミュニケーションライトを追加しました」

第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のマトリクスLEDヘッドライトのシグネチャーパターン第2世代のデジタルOLEDテクノロジーを搭載した「Q6 e-tron」のマトリクスLEDヘッドライトのシグネチャーパターン

 Q6 e-tronをさらにカスタマイズするために、ユーザーは車両購入後にオンデマンド機能を使用して、LEDヘッドライトプラス/マトリクスLEDヘッドライトおよびデジタルOLEDリヤライト用のデジタルライトシグネチャーパッケージを購入する事が可能。ユーザーは機能を買い取ることも、特定の期間だけ購入することもできます。

 このような柔軟性により、ユーザーは好みに合わせて最大8種類のデジタル・ライト・シグネチャー(デジタルOLEDリヤライトおよびLEDヘッドライトプラス/マトリクスLEDヘッドライトを組み合わせた場合)を選択可能。また、ハイビームアシストとマトリクスパッケージをオンデマンドで購入することもできます。

 なお、新型Q6 e-tron日本仕様の導入時期、仕様、価格は未定です。

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