メッシュジャケットはライダーの熱中症対策にも有効！? クシタニが最新メッシュジャケットを発表

バイクのニュース / 2023年8月3日 15時10分

昨今の日本の夏はとにかく暑い。この暑さと、どううまく付き合っていくかはライダーの悩みでもあるのではないでしょうか。そこで、クシタニがラインナップするメッシュジャケットをご紹介します。

■熱中症対策には気化熱で対抗

　昨今の日本の夏はとにかく暑く、この暑さと、どううまく付き合っていくかはライダーの悩みでもあります。しかし、暑いからと言って半袖で走るには安全面が不安、でもジャケットをしっかり着ると熱中症になってしまうのではと心配になるという人も多いでしょう。

　そこでおススメなのがメッシュジャケットの着用。実は、ジャケットの着用は熱中症対策にもなります。

　なぜジャケットの着用が熱中症対策になるかというと、ポイントは気化熱。気化熱は液体が気体に変化するときに吸収する熱のことで、日本の夏の風物詩の打ち水もこの原理で、撒いた水が蒸発する際に熱を奪うので涼しくなったように感じる仕組みとなっています。

　実はクシタニのメッシュジャケットもこの気化熱を利用する事が可能。かいた汗がジャケットの生地に付着し、その水分が蒸発しようとすることで熱を吸収し、熱放散をさせる仕組みになっています。

　さらに素材を全面メッシュにすることで風の対流を最大限に生かし、高温時や多湿でも水分の蒸発が進むような工夫が施されています。

K-2402　フルメッシュパーカージャケット

●K-2402　フルメッシュパーカージャケット　

　パーカースタイルでカジュアルな印象になるので、ツーリング先でバイクを降りた際にも散策しやすいスタイルに仕上がっています。生地に採用されているメッシュは軽量で柔軟性があるため肌馴染みの良さがあり、デザインは街乗りもしやすいようカジュアル。着心地の良さとデザイン性を兼ね備えたモデルです。

　また、デザイン性だけでなく、防御性を高めるために独自のメッシュ構成と肘部分は生地を二重仕様にすることにより強度を増しているなど、カジュアルな中でも安全性への配慮は万全。独自のフード形状や立体感のあるパターンでライディング機能を損なうことなく、ツーリングを楽しむことが可能。今期モデルより左胸に大型ポケット、サイズ拡大調整のフロントダブルファスナー仕様も採用されています。

　ストレスなくライディングを楽しみたい、観光も買い物も楽しみたい、そんなライダーにおすすめの1着です。

　カラーはブラック、ブラック／ホワイト、ネイビー／イエロー、ホワイト／ブラウン、ホワイト／オリーブの全5色。サイズはM、L、L／XL、LL、XLの5サイズ展開で、価格(消費税込)は3万4100円です。

K-2401　エアーコンテンドジャケット

●K-2401　エアーコンテンドジャケット　

　ライディングフォームに合わせたパターンが採用されているため、身体へのフィット感が高く、特にスポーツライディングを楽しみたい人におすすめの1着。表生地は吸汗速乾素材とポリエステルメッシュがメインで使用されているので、通気性はもちろんですが、万が一の転倒により地面との接触の可能性が高いパーツには強度の高いナイロン素材が使用されています。

　また、着心地のよさも実現するために、身ごろは伸縮性のあるニット素材を使用したハイブリット仕様。首まわりには肌触りの良いネオプレーン素材が使用されており、フィット感もよくあたりも良好。さらに、前傾姿勢になり頭を上げたときに、ジャケットが首に食い込まない作りに仕上がっています。

　消臭テープも装備されており蒸れやすい首まわりのにおいも軽減。フロントはダブルファスナー仕様が採用されていて、サイズの拡大調整をする事も可能です。

　サイズ調整機能が豊富なため、走行時はバタつきを抑えるために機能をフル活用し、バイクを降りたら緩めてリラックスする事が可能。インナーの厚さに合わせて調整ができるので、初夏から秋口にかけて長く使用できるモデルとなっています。

　カラーはブラック、ホワイト、ネイビー、オリーブの4色。サイズはM、L、L／XL、LL、XLの5サイズ展開で、価格(消費税込)は4万700円です。

K-2403　フルメッシュジャケット