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ネット購入はとくに注意が必要!? 自転車用ヘルメットを選ぶときのポイント

バイクのニュース / 2023年8月18日 8時10分

2023年4月の道路交通法改正によって、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になりました。それに伴い、ヘルメットを購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。種類豊富なヘルメットのなかからぴったりのものを選ぶポイントを紹介します。

■自転車用ヘルメット選び、購入前の注意点

 ヘルメットの必要性が年々高まっています。警視庁によると、自転車による死亡事故の約7割が頭部に致命傷を受けており、ヘルメット着用時と非着用時の致死率の差は約2.3倍。自転車用ヘルメットをかぶって頭部を守ることがいかに大切かが分かります。このような状況を受けて、これまでは子供のみが対象だったところ、年齢に関係なく自転車に乗る利用者全員に、ヘルメットの着用が努力義務となったのです。

2023年4月より、年齢に関係なく自転車に乗る際はヘルメットの着用が努力義務に2023年4月より、年齢に関係なく自転車に乗る際はヘルメットの着用が努力義務に

 そんななか、新しくヘルメットを購入しようと「ネットでおしゃれなやつを探してみようかな」と考える人も多いのではないでしょうか。

 検索で手軽にたくさんの種類の中から好みのヘルメットを探すことができて便利ではありますが、インターネットで購入する際にはいくつかの注意が必要です。

 購入したものの、実際にかぶってみると頭に合わなかった、というケースを避けるため、まずは事前に頭囲の計測が大切です。

 頭囲を測るときには、額から頭部の一番出っ張っている部分を通って、ぐるりと1周の長さを測ります。購入するときには、実測値とヘルメットのサイズ表を照らし合わせて選びます。

 ここでさらに注意すべきポイントが、頭上から見下ろした際の「頭の形」です。一般的に日本人は丸型が多く、また人によっては後頭部など特徴的なカタチをした場合もあります。

 一方、日本人に比べると欧米人は前後に長い楕円型が多く、欧米メーカーのヘルメットを購入する際には「アジアンフィット」と呼ばれる、アジア人向けのものを選びましょう。

 ただ、やはり間違いないのは実際に店舗に足を運んで、試着をした上で購入することです。頭囲を測って購入しても、自分の頭のカタチには合わず、かぶることすらできなかった……というケースもあるからです。

 実際に試着をする場合、まずはヘルメットが頭のどこかに当たって違和感がないか、もしくは隙間が空いていないかをチェックします。

 サイズが大き過ぎると安全性が損なわれるので、自分の頭にぴったりとフィットするかどうかが一番のポイントです。

 頭の形や大きさは人によって異なります。とくに子供の場合は大きめのサイズを選びがちですが、対象年齢などで判断するのではなく、実際の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。

 また、アジャスターなどでサイズの調整ができるものや、通気性の良さも注目したいポイントです。とくに猛暑の夏は、通気性が確保されていないと熱中症の危険もあります。

 自分の頭にぴったりのヘルメットを見つけたら、「SG」マークや「CE」マークなどの安全性認証マークの有無を確認しましょう。

 夜間に走行することが多い場合は、テールライトを装備するタイプもあります。子供が使う場合は、被視認性の高い、明るい色を選ぶと良いでしょう。

 最近はデザイン性の高いおしゃれなヘルメットもたくさんリリースされています。一見するとキャップや麦わら帽子のようなデザインで、大げさなヘルメットは避けたいという人に向けた製品もあります。また近年では、折り畳み式のヘルメットも見られるようになりました。

 自転車用ヘルメットは、自転車利用者を万が一の危険から守ってくれる重要なアイテムです。シンデレラフィットのヘルメットを見つけて、安全な自転車ライフを送りたいところです。

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