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バイクの免許取得!? 種類ごとに最短何日で免許を取得できるのか?

バイクのニュース / 2024年8月23日 12時10分

バイクの免許は7種類ありますが、それぞれ最短何日で取得することができるのでしょうか。

■最短1日で取得できるものもあり!

 バイクの免許は原付免許、小型限定普通二輪免許、AT小型限定普通二輪免許、普通二輪免許、AT限定普通二輪免許、大型二輪免許、AT限定大型二輪免許の7種類です。

バイクの運転免許の種類は全部で7種類あるバイクの運転免許の種類は全部で7種類ある

 原付免許は、排気量50cc以下のバイクの運転が可能。また小型限定普通二輪免許、AT小型限定普通二輪免許は50cc超125cc以下の排気量のバイク、普通二輪免許、AT限定普通二輪免許は、125cc超400cc以下の排気量のバイク、大型二輪免許、AT限定大型二輪免許は、400ccのバイクの運転ができます。

 ではこれらバイクの免許はそれぞれ、最短何日で取得することができるのでしょうか。

 まず原付免許は、ほかの6種類のバイク免許とは取得の方法、流れが異なります。免許取得のために教習所に通う必要はなく、運転免許試験場や運転免許センターに直接出向きます。実技試験はないため、適正検査、学科試験のみを受けましょう。

原付免許は、運転免許試験場や運転免許センターに直接出向き試験を受けます原付免許は、運転免許試験場や運転免許センターに直接出向き試験を受けます

 そして試験合格後に原付講習を受ければ、原付免許が交付されるという流れです。ちなみに学科試験と原付講習を同じ日に済ませられれば、最短1日で取得することが可能です。

 そのほかバイク免許を取る方法は、主にふたつあります。まずひとつ目は教習所に通うこと。そしてふたつ目は、運転免許試験所へ直接出向いて試験を受けるいわゆる「一発試験」と呼ばれる方法です。

 では、教習所に通った場合、どのような流れになるのでしょうか。

教習所では、学科教習と技能教習を受ける必要がある教習所では、学科教習と技能教習を受ける必要がある

 まず教習所では、学科教習と技能教習を受ける必要があります。教習はそれぞれ「第1段階」と「第2段階」に分かれており、順を追って進みます。その後は卒業検定を受けて合格すれば、運転免許試験場での適性検査と学科試験に進むことができます。そこで合格するとバイク免許を取得できる…という流れです。

 ちなみに指定教習所の場合、最低限受けなければならない教習の時間だけでなく、1日に受講できる技能教習の数も第1段階では2時限まで、第2段階では3時限までと定められています。そのため早く卒業したいからといって、1日のうちにたくさん教習を詰め込むということはできません。

 なお普通自動車免許を持っている場合、いくつかの教習の時間がカットされるので、普通自動車免許を持っているか否かでは免許取得までの時間は変わります。

 普通自動車免許を持っていない場合の学科教習は、すべてのバイク免許で26時間。また技能教習の時間は以下となります。

・小型限定普通二輪免許:12時限(第1段階6時限・第2段階6時限)
・AT小型限定普通二輪免許:9時限(第1段階3時限・第2段階6時限)
・普通二輪免許:19時限(第1段階9時限・第2段階10時限)
・AT限定普通二輪免許:15時限(第1段階5時限・第2段階10時限)
・大型二輪免許:36時限(第1段階16時限・第2段階20時限)
・AT限定大型二輪免許:29時限(第1段階9時限・第2段階20時限)

 学科教習は、技能教習のように1日に受けられる数に上限はありませんが、大体3時限までが一般的です。ちなみに学科教習と技能教習を同時に進めていくとして、免許取得までに掛かる最短は、小型限定普通二輪免許とAT小型限定普通二輪免許、普通二輪免許、AT限定普通二輪免許は9日程度。そして大型二輪免許は15日程度、AT限定大型二輪免許は12日程度という計算になります。

普通自動車免許を保有している場合は、教習所の学科教習はすべてのバイク免許で1時限のみですが、技能教習ある普通自動車免許を保有している場合は、教習所の学科教習はすべてのバイク免許で1時限のみですが、技能教習ある

 では、普通自動車免許を保有している場合はどうでしょうか。普通自動車免許を持っている場合、学科教習はすべてのバイク免許で1時限のみですが、技能教習の時間は以下となります。

・小型限定普通二輪免許:10時限(第1段階5時限・第2段階5時限)
・AT小型限定普通二輪免許:8時限(第1段階3時限・第2段階5時限)
・普通二輪免許:17時限(第1段階9時限・第2段階8時限)
・AT限定普通二輪免許:13時限(第1段階5時限・第2段階8時限)
・大型二輪免許:31時限(第1段階14時限・第2段階17時限)
・AT限定大型二輪免許:24時限(第1段階7時限・第2段階17時限)

 上記の数字を踏まえて計算すると、普通自動車免許を保有している場合、それぞれのバイクの免許取得までの最短は、小型限定普通二輪免許は5日程度。またAT小型限定普通二輪免許は4日程度、普通二輪免許は8日程度、AT限定普通二輪免許は6日程度です。そして大型二輪免許は13日程度、AT限定大型二輪免許は10日程度ということになります。

※ ※ ※

 このようにバイクの免許は、原付免許なら1日で取ることもでき、そのほかの免許も最短9日から15日ほどで取得することが可能です。さらに普通自動車免許を持っている場合は、教習の多くが免除されるため日数は4日から13日と、さらに短縮できます。

 しかし実際は、仕事や学校で思うように時間を作れなかったり、教習所の繫忙期などは、教習を入れたくても入れられないという場合も少なくありません。あくまで、最短の目安として心に留めて置くのがよいでしょう。

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