山中瑶子×河合優実、新しい風を吹き込む若き才能がタッグを組んだ『ナミビアの砂漠』

第77回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞において、女性監督として最年少受賞に輝いた山中瑶子が監督・脚本を務め、新時代のアイコンとも呼ばれる俳優・河合優実がこれまで見たことのない女性像を体現した『ナミビアの砂漠』が、2024年9月6日（金）より全国ロードショーされます。

■才能あふれる2人の夢のタッグ

『ナミビアの砂漠』は、第77回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞において、女性監督として最年少受賞に輝いた山中瑶子が監督・脚本を務め、新時代のアイコンとも呼ばれる俳優・河合優実が体当たりでこれまでの日本映画で見たことのない女性像を体現した注目作です。

(c)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

　世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ。優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシに乗り換えて、新しい生活を始めてみましたが、次第にカナは自分自身に追い詰められていきます。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのでしょうか……？

　監督は19歳という若さでPFFアワード観客賞を受賞した『あみこ』を作り上げ、史上最年少でベルリン国際映画祭出品を果たした若き天才・山中瑶子。主演はその『あみこ』を観て衝撃を受け、監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行ったという、河合優実。才能あふれる2人の夢のタッグが実現した本作は今年のカンヌ国際映画祭でも絶賛され、国際映画批評家連盟賞を受賞しました。カンヌでのワールドプレミア、上海国際映画祭でのアジアプレミアを経た注目作が、いよいよ日本で公開されます。

ホンダ「CBX400F（1981）」

　主人公カナに尽くすも捨てられてしまうホンダを演じる寛一郎、そしてカナが惹かれたハヤシを演じる金子大地。この二人と言えば、伝説の漫画作品を実写化した2020年のAmazon Prime Videoのオリジナルドラマ「湘南純愛組!」で、カワサキ「ゼファー400」を愛車とする鬼塚英吉、ホンダ「CBX400F」を愛車とする弾間龍二の主人公たちを演じた二人でもあります。

(c)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

『ナミビアの砂漠』は、2024年9月6日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷 ほか 全国ロードショーです。