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「スタミナ豚ばら丼」は幸せなパワーに溢れるPA飯だった 首都高「市川PA」

バイクのニュース / 2024年12月29日 17時10分

全国さまざまなPAやSAにバイクで立ち寄り食事をしていると、心から美味しいと感じられるメニューに出会えることがあります。首都高「市川PA」で食べた「スタミナ豚ばら丼」は、相当満足できるものでした。

■混雑も少なく食事が美味しい、実は穴場のPAだった

 首都高速道路の「市川PA」は、2020年にリニューアルオープンした比較的新しい施設です。店内は明るく、フードコート(営業時間:6時30分~20時)も綺麗で混雑も少なく、バイクで立ち寄るのに気に入っているPAのひとつです。

首都高「市川PA」で注文した「スタミナ豚ばら丼」(950円)は、にんにくを効かせて炒められた豚ばら肉とピーマン、玉ねぎがご飯の上に。肉は柔らかく、味付けも絶妙な濃いめで、かなり満足できるレベルだった首都高「市川PA」で注文した「スタミナ豚ばら丼」(950円)は、にんにくを効かせて炒められた豚ばら肉とピーマン、玉ねぎがご飯の上に。肉は柔らかく、味付けも絶妙な濃いめで、かなり満足できるレベルだった

 ここの魅力はなんと言ってもご飯が美味しいこと! 大概美味しい店は何を食べても外さないものです。過去には昭和感溢れる味わいの「ナポリタンカレー」や、爽やかな冷やし系ラーメン、丼からはみ出したあなご天丼などをいただきましたが、そのどれもが美味しく、たいへん満足できるものでした。

 そして今回、夕食時に訪れて注文したのは、いままで食べてきたメニューの極め付けだったかもしれません。「スタミナ豚ばら丼」(950円)です。

 ビタミンが多く含まれる豚肉、にんにく、そして生卵を加えたら、それはもうスタミナ抜群なのは想像できますが、感動したのはその味でした。この手のメニューは、他のPAや食堂でも食べられますし、関東では有名なチェーン店もあります。そんな中でもトップクラスに入る美味しさでした。

 まず肉が柔らかい! 味付けは割と濃いめでガツンときますが、無理矢理にんにく味にしている感じではなく、とても食べやすいのです。そして細切りピーマンと玉ねぎが、食感や味覚の良いアクセントになっています。

「そう言えば、ここで美味しいナポリタンを食べたことがあるな」と思い出しました。このピーマン&玉ねぎは、なぜか美味いナポリタンを想像させてくれたのでした。

「市川PA」は高架下の施設。2輪専用の駐車スペースも確保されている「市川PA」は高架下の施設。2輪専用の駐車スペースも確保されている

 丁寧に卵黄の分離器も添えられてきましたが、今回は使わずに、生卵を豚肉の上にポトンと落としてかき混ぜていただきました。

 もうひとつのポイントは豚汁です。具材が沈んでいたのでただの味噌汁だったと思っていたのですが、ミニサイズの豚汁でした。こちらは少し薄めの味付けで、丼の最高のパートナーでした。

 漬物も過剰な量ではなく、塩分を取りがちなメニューなので、全体的なバランスも良かったと思います。

 券売機のメニュー写真には、「にんにくを食べた時はりんご100%ジュースを飲むと良いらしい」と書かれています。疲れた時の食事のオススメ情報でした。

 その下には「背徳の豚アブラそば」(950円)があり、こちらは麺1.5玉盛の汁なし麺とのこと。かなり気になるので、いつか食べてみようと思います。

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