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年末年始がもうそこまで…渋滞に巻き込まれたときに気をつけたいこと

バイクのニュース / 2024年12月26日 9時10分

年末年始まであとわずか。年末年始は帰省や旅行などで交通量が多くなることに伴い、交通事故が多くなると言われています。渋滞中にバイクで走行をする際、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

■渋滞時は要注意!年末年始のバイク走行で気をつけたいこと

 12月も中盤に差し掛かり、2024年も残すところあとわずか。今年度の2024年から2025年の年末年始は、最大で9連休を見込むことができます。そのため、長い休みを利用しての旅行や、帰省する人も多いのではないでしょうか。

年末年始は帰省などによって交通量が増加することに伴い、交通事故が多くなると言われている年末年始は帰省などによって交通量が増加することに伴い、交通事故が多くなると言われている

 一方で、年末年始は帰省などによって交通量が増加することに伴い、交通事故が多くなると言われています。1年の締めくくりとなる年末年始、事故に遭うのは避けたいところ。

 では、バイクで走行中に渋滞に巻き込まれた際、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

 まず、気をつけたいのが「すり抜け」について。すり抜けとは、低速で走行しているクルマや、渋滞などによって停車しているクルマの間をバイクが走り抜けることです。

すり抜けとは、低速で走行しているクルマや、渋滞などによって停車しているクルマの間をバイクが走り抜けることすり抜けとは、低速で走行しているクルマや、渋滞などによって停車しているクルマの間をバイクが走り抜けること

 このすり抜けは、クルマが急に車線変更をした際にバランスを崩して転倒するなどの危険性があります。加えて、すり抜けには事故に繋がる危険性も存在しています。

 ホンダの「危険予測トレーニング(KYT)」の資料によると、「渋滞車両の脇を通過する「すり抜け」には様々な危険が伴います。重大な事故につながる可能性もあるので、できるだけ「すり抜け」を控えることが安全といえます」とのこと。そのため、渋滞時はすり抜けをおこなわないように心がけることが必要です。

 さらに、渋滞時は右折車が見えにくいというリスクがあります。クルマが通れるような空間があった場合は、右折車が出てこないかを気をつけることが大切です。

 加えて、車間距離をとることも大切です。車間距離をとることは、追突事故の防止や対向車からの死角になることを防ぎます。万が一クルマが急停止した場合など、何かあった際に対応できるようにするためにも、適切な車間距離を保つことが必要です。

 このように、渋滞時にバイクで走行をする際には、気をつけるべきことがいくつか存在しています。

 一方で、渋滞時に事故を起こさないよう心がけるだけでなく、事故の起きやすい渋滞自体も避けたいところ。実際に、今年度の年末年始の渋滞状況はどのような見込みとなっているのでしょうか?

 例えば東日本の場合、NEXCO東日本より「年末年始期間の高速道路における渋滞予測について【NEXCO東日本版】」が発表されています。年末年始期間は2024年12月27日(金)〜2025年1月5日(日)の10日間です。

年末年始期間の高速道路における渋滞予測について(NEXCO東日本版HP参照)年末年始期間の高速道路における渋滞予測について(NEXCO東日本版HP参照)

 まず、下り方面は午前中を中心に渋滞が発生すると予測されており、特に1月2日と3日が要注意とのこと。加えて10km以上の渋滞回数は16回となる見込みです。

 そして、上り方面は夕方から夜にかけて中心に渋滞が発生。特に1月2日から4日にかけて要注意だと言います。さらに、10km以上の渋滞回数は44回にものぼる予測です。今年度は昨年2023年度の年末年始期間と比較をすると、渋滞回数は増加する見込みとのこと。そのため、去年以上に気を引き締めて運転をすることが必要だと言えるでしょう。

 また、年末年始期間は渋滞緩和のため、分散利用が推奨されています。分散利用とは「混雑する日や時間帯を避けて」利用することです。

 NEXCO東日本の他にも、NEXCO西日本やNEXCO中日本などで渋滞予測が発表されているため、自身の住んでいる地域や、帰省先へ向かうルートに当てはまる場所を調べておくと安心かもしれません。

※ ※ ※

 高速道路をバイクで走行する際、風が強い日や雨が降っている日などの天候が悪い時は、無理をして走らないことも重要です。天候の悪い日には、サービスエリアやパーキングエリアで休憩をすることが推奨されています。

 加えて、年末年始に多くなる旅行や帰省先によっては、長距離ツーリングになる場合もあります。走行距離が長い場合は安全に走行するためにも、早めにこまめに休憩することが大切です。

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