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バイクで初めての帰省をする人へ! 高速道路を走行する時に気をつけたいこと

バイクのニュース / 2024年12月27日 9時10分

帰省や旅行をする機会が多くなる年末年始。バイク乗りの中には、今回初めて高速道路をバイクで走行し、帰省をするという人もいるかもしれません。高速道路をバイクで走行する際に、どのようなことに気をつける必要があるのでしょうか。

■バイクで初めての帰省は不安!?高速道路を走行する際に気をつけたいこと

 2024年もあっという間に過ぎ、今年も残すところあと10日となりました。今年2024年〜2025年の年末年始は、最大で9連休が見込まれています。

 この長い休みを活用し、バイクに乗って帰省や旅行をしようと考えている人もいるかもしれません。また中には、今回初めてバイクで高速道路を走行するというバイク乗りもいるのではないでしょうか。

高速道路は目的地へ短時間で移動でき、長距離移動がスムーズになるというメリットがある高速道路は目的地へ短時間で移動でき、長距離移動がスムーズになるというメリットがある

 高速道路は目的地へ短時間で移動でき、長距離移動がスムーズになるというメリットがあります。しかしその一方で、バイクの事故が多いのも事実です。

 では、高速道路をバイクで走行する際に気をつけたいことには、どのような点が挙げられるのでしょうか。

 まず、高速道路を走行できるのは「総排気量125cc超」のバイクです。いわゆる軽二輪車、小型二輪車のバイクが該当します。つまり、総排気量125cc以下のバイクは高速道路を走行することができません。いわゆる、原付一種や原付二種と呼ばれるバイクは走行不可となっています。

高速道路で二人乗り運転ができるのは、年齢20歳以上で、「大型二輪免許または普通二輪免許を受けた期間が通算で3年以上」の人高速道路で二人乗り運転ができるのは、年齢20歳以上で、「大型二輪免許または普通二輪免許を受けた期間が通算で3年以上」の人

 また、高速道路で二人乗り運転ができるのは、年齢20歳以上で、「大型二輪免許または普通二輪免許を受けた期間が通算で3年以上」の人です。ちなみに、同乗者の資格は問いません。

 加えて高速道路には、「自動二輪者二人乗り通行禁止区間」という、二人乗りが規制されている区間が存在しています。そのため、高速道路を二人乗りで走行する予定のある人は、事前に確認しておくとよいかもしれません。

 次に、高速道路は一般道と違い走行スピードが高くなっているため、車間距離に注意する必要があります。

 ホンダの公式サイトによると、「速度が2倍になると、ブレーキが効き始めてからクルマが停止するまでの距離(制動距離)は約4倍になります。そのため、車間距離を多くとることが必要です。」とのこと。

高速道路は走行スピードが速くなることで制動距離も伸びるため、適切で十分な車間距離が必要高速道路は走行スピードが速くなることで制動距離も伸びるため、適切で十分な車間距離が必要

 したがって、高速道路は走行スピードが速くなることで制動距離も伸びるため、適切で十分な車間距離が必要なことが分かります。

 また、風の影響にも注意することが必要です。横風や風圧を受けやすい場所として、橋の上やトンネルの出口などが挙げられます。

 この横風などによってバランスを崩しそうになった際に、無理に車体を立て直そうとすることや、急なハンドル操作はかえって危険です。高速道路では速度を出し過ぎず、風の影響があったとしても、立て直すことができるような速度で走行することが求められます。

 加えて、出来るだけ大型車両に近づかないようにすることも大切です。バスやトラックなど大型車の横は風圧を受けるだけでなく、後ろを走行する際は前方が見えにくくなるという危険性があります。

 初めて高速道路をバイクで走行する際は、適切な車間距離や速度を保ち、天候や状況に応じて安全に走行するための手段と選択をすることが必要です。

高速道路をバイクで走行する際は、ETCをつけておくと便利かも高速道路をバイクで走行する際は、ETCをつけておくと便利かも

 さらに、ETCをつけておくと便利かもしれません。財布を取り出すことや、グローブの着脱を煩わしいと感じる人、また料金所での支払いに不安がある人にオススメです。

 ほかにも、高速道路には車線や合流などの注意する点が存在しています。不安な人は、高速道路を走行する予定の前に調べておくと、より安心かもしれません。

※ ※ ※

 帰省や旅行の増える年末年始は交通量が多くなり、交通事故が増えると言われています。

 NEXCO東日本の「年末年始期間の高速道路における渋滞予測について【NEXCO東日本版】」によると、今年は昨年の年末年始期間と比べて渋滞回数は増加する見込みとなっています。そのため、渋滞に巻き込まれたくないという人は事前に調べて、混雑する日や時間帯を避けて利用するとよいかもしれません。

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