そのとき新潟でも 交通網や物流に乱れ 輸入野菜の心配や保険の問い合わせも【阪神・淡路大震災30年】
BSN新潟放送 / 2025年1月17日 21時54分
戦後初めての大都市直下型地震で、マグニチュードは7.3・最大震度7を観測した『阪神・淡路大震災』の発生から30年。
そのとき、新潟県内では何が起きていたのでしょうか?
新潟県では、上越市高田で震度2、新潟市で震度1の揺れを観測。
当時のJR新潟駅に大きな被害はありませんでしたが、関西に向かう交通網は乱れました。
【関西へ向かう人】
「関西近辺が止まっているのはニュースで知っていたが、不通になっているという情報は流れていなかったので、なるべく近くまで行けたらいいなと思っています」
物流にも影響が出ました。
【市場関係者】
「中国からをはじめ、最近では“輸入野菜”が非常に多く入っていますけれども、その内の50~60%は神戸港に陸揚げされているので、それが港に着けないということで今、関東方面の横浜や晴海の方に船をまわしていますが、その辺の荷さばきがうまくいくかどうか…。そういう面から見ると輸入野菜はちょっと大変だなと」
新潟県内から被災地への応援も
新潟県警機動隊は、毛布や食料などを積み被災地へ…。
「ただいまから、兵庫県下へ応援いたします!」
インフラに関わるガス会社や水道局も応援に向かい、県内に残った人は献血で支援をしました。
新潟県民の防災意識も高まりました。
「地震はまたどこかであるのかな?あちこちであったでしょ。怖いです」
「タンスとか本棚とか、全部倒れ止めは付けています」
デパートの店頭には非常食や転倒防止器具などの“防災グッズ”が並び、保険会社にも問い合わせが相次いでいました。
【保険会社の担当者】
「私の保険には地震保険が付いているのでしょうか?ということ。それから、実際に付いている場合はその地震の保険の内容、どれだけの保険金額が…という照会が多いですね」
『阪神・淡路大震災』は、遠く離れた新潟にもさまざまな影響を及ぼした、“未曽有の大災害”でした。
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