不同意わいせつ罪に問われた新潟県警の元巡査部長に執行猶予付き有罪判決

BSN

不同意わいせつの罪に問われている新潟県警の元巡査部長の男の裁判で24日、新潟地裁は、懲役2年 執行猶予4年の有罪判決を言い渡しを言い渡しました。

起訴状によりますと、上越警察署の巡査部長だった高橋範夫 被告 61歳は去年10月、上越市内の自宅で知人の女性に対して押さえつける暴行を加え、無理やりわいせつな行為をした不同意わいせつの罪に問われています。

新潟地裁で行われた裁判で石黒瑠璃 裁判官は明確に拒否の意思を示されていたにも拘わらず犯行を強行していて「犯行態様は悪質」とした上で、被害者に多大な恐怖や苦痛を与えたとしました。

一方で、反省していることや弁償金200万円を支払っていることなどを挙げ、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

裁判で高橋被告は「十分反省しております」と話していて、弁護側は控訴しない方針を示しました。