1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

《都知事選出馬》 前安芸高田市長・石丸伸二氏が明かした「ドトール創業者・鳥羽博道氏が後援会長に就くまで」

文春オンライン / 2024年6月20日 7時0分

写真

都庁での公約発表会見 ©文藝春秋

 東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が「 週刊文春 」の取材に応じ、ドトールコーヒー創業者で現名誉会長の鳥羽博道氏(86)から支援を受けていることなどを明かした。

安倍元首相とゴルフ仲間で、昭恵夫人とも付き合いが

 2020年8月、安芸高田市長に就任した石丸氏。採算の悪い公共施設を短期間で次々廃止する一方、小中学校の給食費無償化など若年層向けの施策に注力した。

「特に注目を集めたのが、議会とのバトルです。高齢市議の居眠りをSNSで指摘すると、〈(議会から)敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり〉とも投稿。この騒動以来、反石丸派の市議はネットに誹謗中傷を書き込まれたり、頼んでいない商品が着払いで届くなどの被害に遭っています」(安芸高田市議)

 石丸氏は6月9日付で安芸高田市長を辞任し、都知事選への無所属での出馬を表明。6月17日に都庁で開いた記者会見では、「政治再建」などを柱とする公約を発表した。

「政党色を出さない石丸氏ですが、後援会長に就任したのが、ドトールコーヒー創業者の鳥羽氏です。鳥羽氏と言えば、過去に前原誠司氏を支援するなど政治好きで知られる経営者。安倍晋三元首相ともゴルフ仲間でしたし、昭恵夫人とも付き合いがあります」(政治部記者)

「釣ったんじゃないんですよ。釣られたというか」

 石丸氏が6月17日夜、電話での取材に応じた。

――鳥羽氏が後援会長を務めると聞きました。大物を“一本釣り”というか。

「凄い方ですね。これ、釣ったんじゃないんですよ。釣られたというか。5月下旬に市役所に手紙が届いたんですよ。ドトールから。最初職員が見て、広告かなって思った。『市長コーヒー買いました?』『いや買ってない』って。で、開けてみたら手紙があって、『応援してるから頑張れ』って。で、会いに行ったっていう」

――そこから後援会長に。

「そこは度量と言うんですかね。はい。大成功された方なんですけど、そこに至る苦節はありながら、でも最後まだ、それこそ心残りみたいな。この国の先を憂えてらっしゃったんですね。そのときに『頑張れ』っていうことで。力をお貸し頂いているということです」

 6月19日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および6月20日(木)発売の「週刊文春」では、石丸氏のほか、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏、清水国明氏、黒川敦彦氏、都知事選に出馬する注目候補6人の特集記事を掲載。新聞・テレビが報じない彼らの“裏の顔”を取り上げている。

 さらに、「週刊文春 電子版」では、石丸氏との一問一答の完全版や、鳥羽氏らの証言を盛り込んだ オリジナル記事 を公開中。石丸氏が「連続敗訴への受け止めは?」「有名創業者&維新が裏に?」「恋人はいない?」などの質問に、約40分間にわたって答えている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年6月27日号)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください