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「彼氏には絶対に入れてほしくない。態度が悪い人も…」全身にタトゥーを彫った女性(33)が語る、周囲の反応と意外な心境〈KING OF TATTOO優勝〉

文春オンライン / 2024年8月3日 11時0分

「彼氏には絶対に入れてほしくない。態度が悪い人も…」全身にタトゥーを彫った女性(33)が語る、周囲の反応と意外な心境〈KING OF TATTOO優勝〉

游姫さん ©︎文藝春秋

〈 「お尻はビクビクッと震えていた」リンパ汁も出てきて…全身にタトゥーを入れた女性(33)が明かす、タトゥーを入れた意外な理由 〉から続く

 全身に入れたタトゥーの写真が話題となり、Instagram上で注目を集めたモデルの游姫さん(33)。タトゥーモデルやタトゥーコンテスト、エステティシャンなど幅広い分野で活動している。

 そんな游姫さんに、タトゥーを入れたきっかけや入れてからの心境などについて聞いた。(全2回の2回目/ 最初から読む )

◆◆◆

基本的にはタトゥーは外から見えない服装

――游姫さんの場合、普段の格好では見えないですが、お腹や背中にびっしりと入っているということで、周りから驚かれたりしましたか。

游姫 それは結構ありますね。「そんなに入っていたの?」とか。見えない分、ギャップがあるみたいですね。

――歩いていて周りから何か言われることは?

游姫 夏でも露出はほとんどしないので、基本的にはタトゥーは外から見えないんです。でも、以前スリットが入っているワンピースを着ていた時に、若い方から「足のタトゥーすごく綺麗ですね」と言われたことはあります。嫌な気持ちはしなかったですね。

自分の好きじゃないタトゥーは見たくない

――タトゥーを入れてから、心境に変化はありましたか。

游姫 タトゥーが入っている人と身近になったというか、友達になったりしましたが、私、基本的にタトゥーが入っている人は好きじゃないんですよ。タトゥーが入っていると第一印象的に柄が悪く見える人がいるんです。

 タトゥーが入っている私から見ても、「柄悪いな……」って思ってしまうし。もちろん態度が悪い人もいるじゃないですか。そういうのを見るとタトゥーが入っている人は好きじゃないなって思います。

――意外です。例えばパートナーにはタトゥーを入れてほしくないとか?

游姫 彼氏とかには絶対に入れてほしくないです。本当に無理ですね。大体の人のタトゥーの絵が好きじゃないんです。線も汚かったりするので。自分の好きじゃない絵を間近で見るのはいやですね。

――ご自身に入れているタトゥーと世間一般的なイメージのタトゥーは別物として考えている?

游姫 そうですね。別物です。もちろん綺麗な絵の方もいるんですけど、数が少ないです。大抵の人は絵が汚いので。

腕にタトゥーを入れない理由

――タトゥーのメンテナンスはしていますか。

游姫 色の入れ直しはしていますね。どうしても色が薄くなってしまうので。1年に数回くらいのペースでメンテナンスをしてもらっています。

――汗をかきづらいという話も聞きますが。

游姫 汗は全然かきますね。昔の染料だと汗がかきにくいという話もあるみたいですが、今のタトゥーはそういうことはないです。

――やっぱりタトゥー=怖いという偏見はあると思いますが、その辺りはいかがですか。

游姫 それは仕方ないと思います。私も偏見はありますし。嫌われる人には嫌われるし、好かれる人には好かれると思っています。

――腕に入れないのは何か理由が?

游姫 女性の腕って基本的には筋肉質ではなくスラッとしているので、綺麗にはならないんじゃないかと思って。見られた時に綺麗だなって思ってほしくて。

「カッコいい」「ゴツい」とはなるかもしれないんですが、それは私の目指しているものではないので。和彫りだと特にゴツすぎる印象になってしまうのもあって。

 それに腕にも入れると、皮膚の色がなくなってしまうじゃないですか。女性の場合は、皮膚の色が適度にあった方が、全体としてのバランスが綺麗に見えると思うんです。

――和彫りを入れていますが、和彫りが好きなんですか。

游姫 どちらかというと洋彫りの方が好きですね。彫り師さんにも薔薇を入れたいって言っているんですが、「今のタトゥーとは合わないよ」って言われてしまって(笑)。いつか入れたいなと思っています。

ガールズ部門で優勝した『KING OF TATTOO 2022』

――タトゥーのコンテスト『KING OF TATTOO 2022』ではガールズ部門で優勝されました。出場したきっかけはなんだったのでしょうか。

游姫 以前、知り合いに誘われて、全身部門で出場したんですけど、その時には入賞できなくて。次はガールズ部門で出ようと思ったら運良く優勝しました。

――どういったところを評価されるのでしょうか。

游姫 審査員がそれぞれのタトゥーのデザインを見て、美しさやバランス、色などいろんな部分を評価します。

――優勝した時はいかがでしたか。

游姫 嬉しかったですけど、私以上に彫り師さんがすごく喜んでいました。KING OF TATTOOのトロフィーを貰えるのは彫り師にとってもかなり光栄なことみたいで。

――そういう大会に出るとタトゥー仲間は増えたりするんですか。

游姫 いえ、私はあまりいないですね。会場でも話す感じではなくて、結構ピリピリしています。みんな優勝を目指してきているので。和気藹々という雰囲気ではないですね。

――三社祭にも行っていたということですが、いかがでしたか。

游姫 私の彫り師さんが20年通っているので、その方に誘われて行きました。外国人が増えましたね。観光客もそうですが、お神輿を担ぐ人も外国人が多かったです。三社祭が人気になっているんだと思います。

 多分唯一、タトゥーを前面に出していいお祭りなので、かなりの数が集まっていました。その分、警察もかなりいて。厳戒態勢でしたね。でも、いろんな方のタトゥーを間近で見ることができて楽しかったです。

モデルを始めたきっかけはインスタ

――モデルの仕事を始めたきっかけは。

游姫 普通に会社員として働いていたんですけど、タトゥーを入れてからその写真をInstagramにアップしていたら思いのほか反響があって。いろんなところで取り上げられたり、声がかかることが増えたんです。そしたらDMに被写体としての依頼がかなりきて。それでタトゥーモデルを始めました。カメラマンはほとんど海外の方ですね。

――今後も続けていきたい?

游姫 いや、会社員になりたいです。今はフリーランスなので、安定した給与はなくて。ボーナスとかもないですし。だからボーナスをもらうために会社員になろうと動き出しています。

 去年、初めて宅建の資格を受けてみたんですが、1点足りなくて落ちてしまって。今年再チャレンジする予定です。そのほかにもいくつか資格を取る予定です。そういうのを活かせる仕事に就きたいと思っています。

写真=橋本篤/文藝春秋

(「文春オンライン」編集部)

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