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「僕にとって青春といえばビデオゲーム」高橋名人が“ニンテンドーミュージアム”を遊びつくした!《写真多数》

文春オンライン / 2025年1月13日 17時0分

「僕にとって青春といえばビデオゲーム」高橋名人が“ニンテンドーミュージアム”を遊びつくした!《写真多数》

敷地に足を踏み入れて最初に出会う撮影スポット。まるでゲームの世界の中に入ったよう!

 京都にオープンしたゲームファン垂涎の施設にあの「ファミコン名人」が潜入。見るだけでなく体験型の展示も楽しめるミュージアムを遊びつくす!

◆ ◆ ◆

展示と体験でゲームの歴史を振り返る

「ここにはこれまで来たことがなかったんです。この場所でたくさんのおもちゃやゲームが息を吹き込まれてきたんですね」

 そう語るのはファミコン世代のレジェンド・高橋名人。「ここ」とは、京都の任天堂宇治小倉工場だった場所のことだ。10月2日、この地に開業したニンテンドーミュージアムに、ゲームの達人が潜入した。

 敷地に足を踏み入れて最初に目に飛び込んできたのは、「スーパーマリオ」の世界をモチーフにした撮影スポット。ゲームの世界に入った気分で、いざ建物の中へヒア・ウィー・ゴー!

 エントランスから第1展示棟の2階に進むと、歴代の製品が並ぶ展示室が広がる。さらに1階の「体験展示」に降りると、任天堂がこれまで発売してきた様々な玩具を現代風にアップデートした体験型の展示を、入場時に渡される入館証に付与されるコインを使って楽しむことができる。

「懐かしいですね、みんな遊んできたおもちゃやゲームばかりです。僕はファミコンが生まれる前から、誕生日に買ってもらったりして任天堂製のおもちゃで遊んでいました。その時は、任天堂さんが僕の人生を変える存在になるとは夢にも思っていなかったですが(笑)」  

 存分に体験展示を満喫した後は、グッズショップや第3展示棟にあるカフェへ。細部にまで趣向が凝らされたミュージアムを“全面クリア”した高橋名人だった。

「僕にとっては青春といえばビデオゲーム。任天堂さんが歴史を証言するものとして残してくれているのが嬉しいし、素晴らしいと思います。ゲームが後世に残る文化になった、それは感慨深いですね」

たかはしめいじん 本名、高橋利幸。1959年、北海道札幌市生まれ。82年、ハドソンに入社。85年の「ハドソン全国キャラバン」から「高橋名人」として活動し「16連射」「ゲームは1日1時間」などが流行語に

高橋名人が潜入した展示室から「体験展示」までを一挙レポート!

展示室

ファミコン登場以降に任天堂から発売されたゲームソフトがほぼ全て展示されている。きっと思い出の1本も見つかるはず。

エントランス

建物に入った来場客を最初に出迎えるのはキノピオ。さらに進むと、マリオやピカチュウなどお馴染みの人気者をはじめあらゆる年代のキャラクターがずらりと並ぶ。

《体験展示》ウルトラハンドSP

「懐かしいな。小学生の時以来ですよ」。任天堂が1966年に発売した玩具「ウルトラハンド」を体験できる。高橋名人は半世紀以上のブランクを感じさせない腕前!

※体験展示は、入館時に渡される「入館証」に付与される10コインの範囲で楽しむことができます。

《体験展示》ウルトラマシンSP

任天堂が1968年に発売した室内用ピッチングマシン「ウルトラマシン」を楽しめる。「当時は長嶋茂雄さんや王貞治さんに憧れて、このマシンで練習していました」。

《体験展示》ラブテスターSP

1969年に任天堂が発売した、手をつなぎ「愛情度」を計測する玩具が進化。「学校に持っていって、気になる女の子と手をつなぐ口実になったんです」。

《体験展示》ゲーム&ウオッチSP

任天堂が1980年に発売した携帯ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」のゲームを、自分の影をスクリーンに映しながら操作する。

《体験展示》ザッパー&スコープSP

1970年代に任天堂が展開した大型レジャー施設「レーザークレー」を現代風にアレンジ。かつて任天堂から発売されていた光線銃「ザッパー」「スーパースコープ」をモチーフにした光線銃を使って敵キャラクターを撃て!

《体験展示》ビッグコントローラー

ファミコンやスーファミ、NINTENDO 64、Wiiなど歴代ハードのコントローラ―が巨大化。2人で1つのコントローラーを操作しゲームをプレイする。高橋名人は16連射に挑戦⁉︎

《体験展示》しぐれでんSP

京都・嵐山にあった小倉百人一首をテーマにした施設「時雨殿」のアトラクションを元にした、百人一首とスマートフォンと組み合わせた体験展示。専用のスマホが読み上げる和歌の下の句を探して素早くカメラで読みこめ!

《体験展示》ニンテンドークラシック

任天堂が発売してきた80以上のソフトを各ゲーム機のコントローラーで体験できる。高橋名人が選んだのは「ゼルダの伝説」。

《ワークショップ》ちょっと、花札をつくろう

任天堂創業時に職人が1枚1枚手作りしていた花札づくりの工程を擬似体験できる。「絵を描くのはあまり得意じゃない」という高橋名人だが職人技にトライ! ※当日予約が必要。1回2000円(別料金)

《ワークショップ》ちょっと、花札であそぼう

画像認識とプロジェクション技術を活用した近未来的な花札を体験できる。 ※1人500円(別料金・2人1組)

《ショップ》BONUS STAGE

ショップには任天堂のゲームやキャラクターをモチーフにしたオフィシャルグッズの他、ニンテンドーミュージアム限定商品も。高橋名人はミュージアム限定グッズ「クッション ファミリーコンピュータコントローラー」(11,000円)を購入。

《カフェ》はてなバーガー

組み合わせ27万通り以上のオリジナルバーガーが作れるのがカフェの目玉。高橋名人のオーダーはWASABIビーフバーガーセット(1900円)。「ビーフの旨みが美味い!」

撮影 石川啓次

ニンテンドーミュージアム

所在地:〒611-0042 京都府宇治市小倉町神楽田56番地

交通アクセス
近鉄京都線「小倉駅」東口から徒歩5分
JR奈良線「JR小倉駅」北出口から徒歩8分
※ご来館の際は、公共交通機関(タクシー除く)をご利用ください。

営業時間:10:00〜18:00(最終入場時刻16:30)

休館日:毎週火曜日および年末年始(12月30日〜1月3日)
※火曜日が祝日の場合は営業し、翌水曜日が振替で休館。

料金:チケット抽選予約制。大人3300円、中学・高校生2200円、小学生1100円、未就学児無料。
 


公式サイト
https://museum.nintendo.com

チケットページ
https://museum-tickets.nintendo.com/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル)

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