《映画『教皇選挙』》第78回英国アカデミー賞最多12部門ノミネート!

文春オンライン / 2025年1月16日 15時0分

　日本時間1月15日（水）に発表となりました第78回英国アカデミー賞（BAFTA）において、キノフィルムズ配給作品『教皇選挙』が作品賞、英国作品賞、監督賞（エドワード・ベルガー）、主演男優賞（レイフ・ファインズ）、助演女優賞（イザベラ・ロッセリーニ）、脚色賞、撮影賞、作曲賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、キャスティング賞の、最多12部門にノミネートを果たしました！

　本作は、『西部戦線異状なし』で世界にその名を轟かせたエドワード・ベルガー監督が贈る、誰も見たことがない教皇選挙の舞台裏＝“世界中が注目する密室”の内幕を描く極上のミステリー。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞やアメリカ映画協会（AFI）が発表する今年の映画トップ10、バラク・オバマ元アメリカ大統領の2024年お気に入り映画トップ10にも選出された本作。第30回クリティクス・チョイス・アワード（放送映画批評家協会賞）では最多11部門にノミネートされているほか、本年度の映画賞レースでの受賞数は54、ノミネート数は200を超えています（1月15日時点）。

　カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙＜コンクラーベ＞を執り仕切ることになったローレンス枢機卿を演じるのが、『ハリー・ポッター』シリーズや『007』シリーズなど、大ヒットシリーズ作品でもおなじみのイギリス人俳優レイフ・ファインズ。また先日発表された第82回ゴールデングローブ賞において、イギリス人脚本家のピーター・ストローハンが脚本賞を見事受賞。数多くのイギリス人が活躍する作品とあって、英国アカデミー賞での結果にも期待が高まります。

　第78回英国アカデミー賞の発表は2月16日（現地時間）の予定。そしていよいよ、1月23日には第97回アカデミー賞(R)のノミネーション発表も予定されています。更に勢いを増す本作に、引き続きご注目ください！

<ストーリー>

全世界に 14 億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界各国から 100 人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった――。

監督:エドワード・ベルガー(『西部戦線異状なし』)
脚本:ピーター・ストローハン(『裏切りのサーカス』)

（週刊文春CINEMAオンライン編集部／週刊文春CINEMA オンラインオリジナル）