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「小学校の頃からピアノを…」"東大阪バラバラ遺体事件”逮捕の28歳男が豹変した理由は?「遺体の入ったキャリーバッグを電車で運んだか」

文春オンライン / 2025年2月4日 6時0分

「小学校の頃からピアノを…」"東大阪バラバラ遺体事件”逮捕の28歳男が豹変した理由は?「遺体の入ったキャリーバッグを電車で運んだか」

遺体発見現場となった山の中にある廃屋 🄫文藝春秋

 1月25日、奈良県と大阪府の境にある山中でバラバラに切断された男性の遺体が見つかった事件。遺体は衣服を身に着けておらず、胴体から頭と両手両足が切り離されていた。 

 遺体発見から9日後の2月3日、遺体を遺棄したとして逮捕されたのが、大阪市内に住む無職の大木滉斗容疑者(28)だった――。

◇◇◇

 全国紙社会部記者の解説。

「スピード逮捕のきっかけは、防犯カメラ映像を繋ぎ合わせた“リレー捜査”でした。遺体が遺棄された山の最寄り駅を歩く容疑者の姿と山道を上がっていく姿が防犯カメラに映っていた。容疑者は、電車で移動し、遺体の入ったキャリーバッグを現場まで持ち運んでいたとみられています。警察の取り調べに対して『間違いない』と容疑を認める一方、動機についてはまだはっきりとはわかっていません」

 大木が住んでいたとみられる大阪市内のマンションの近隣住民が明かす。

「先週、警察官2人が『防犯カメラの映像を確認したい』と訪ねてきた。一体何があったのかと思ってましたが、今日になってマスコミがこの辺にも聞き込みに来たりして、ああ、あのバラバラ遺体事件の捜査だったのかと思いました」

 大木容疑者と同じ小学校に通っていた同級生の母親が「信じられない」と肩を落とす。

「小学校の頃からピアノをやっていてね。こんなことをするような子じゃないですよ……」

和歌山県内でふらふらしているところを発見

 一方、遺体が発見された山中には、街灯は設置されておらず、夜になると漆黒の闇に包まれる。道も舗装されておらず、車で走行することもままならないような場所だ。ひとけは少なく、廃屋が立ち並ぶ。大木は、この空き家やその周辺に遺体を遺棄した疑いがもたれている。

「大木は、1月の中旬から所在が分かっていなかったが、和歌山県内でふらふらしているところを発見された。家族も連絡が取れない状況で、行方不明者届が出されていました」(前出・記者)

 警察は被害者の身元特定を急いでいる。

「解剖の結果、身長は135センチから145センチほどの男性で、年齢は40代から50代。12月下旬に死亡した後に切断されたとみられています。遺体に争ったような形跡はなく、所持品も発見されていません」(同前)

 果たして大木と被害者の間に何があったのか。事件の真相解明が待たれる。

◆◆◆

「週刊文春」では、今回の件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。

文春リークス: https://bunshun.jp/list/leaks

〈 「キモいやつおるねん」“東大阪バラバラ遺体事件”28歳容疑者の幾多の奇行と近隣住民の恐怖体験「僕もアイツに狙われたのか?」「真夜中にこちらをじっと見て…」 〉へ続く

(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)

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