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10月から“ジェネリック医薬品”選ばなかったら…“特別料金”必要に 保湿薬のヒルドイド 約280円→約400円

CBCテレビ / 2024年10月1日 12時24分

CBC

10月1日から、わたしたちの暮らしに直結する様々なものが値上がりします。
帝国データバンクによりますと、食料品は約3000品目が値上がりの見込みで、半年ぶりに2000品目を超える見通しです。

カカオが世界的に不足している影響で、チョコレートを中心としたお菓子が値上がりするほか、朝食やお弁当に欠かせないハムやウインナーなどの加工食品も値上げが予定されています。

そして、食料品のほかにも…「郵便料金」が値上げされます。

「通常はがき」63円→85円
「定形郵便(~25g)」84円→110円など

(小川実桜アナウンサー)
「通常はがきや定形郵便などの今回の値上げは1994年以来、実に30年ぶりということです」

(若狭敬一アナウンサー)


「はがきも随分と値上げして、年賀状を出すか考える人もいるかもしれないですね」

その他にも…水害や地震に備える「火災保険料」も値上がりします。

(小川アナ)
「自然災害が相次いでいることなどから、損害保険大手4社は全国平均で約1割ほど値上げするということです。新たに契約する際や、契約を更新する際には注意が必要です」

そのほか「薬」の値上げも…

“ジェネリック品”希望すると…特別料金が必要に

(小川アナ)
「調剤薬局で“ジェネリックにしますか?”と聞かれることがあると思いますが、10月からは、後発医薬品いわゆる“ジェネリック医薬品”があるものの、自ら先発医薬品の処方を希望する場合に特別料金の支払いが必要となります」

特別料金とは、先発薬とジェネリック薬の価格差をもとに算出されるもの。例えば、現在約80円のジェネリック薬がある、肌の保湿薬ヒルドイドソフト軟膏(0.3% 50g)。この自己負担額は約280円だったものが、10月1日からは約400円に値上げされます。

(若狭アナ)
「ずいぶんジェネリックと値段差がありますね」

(柳沢彩美アナウンサー)
「私もつい先日かかりつけ医に行ったときに、『普段出している薬は先発品なので、10月にまた受診した際、同じ薬が処方されたら、お会計が変わってきます』と言われたんです」

これは、政府がよりジェネリック医薬品の普及を進めて、国民全体の医療費を削減したいという狙いのもと、値上げされるということです。

また、名古屋市では18歳まで子どもの医療費の自己負担額が補助される仕組みがありますが、この“特別料金”の部分については、対象外となるため注意が必要です。

値上げが続く一方で、拡充される国の支援策もあります。

児童手当は所得制限撤廃

子どもがいる世帯に支給されている児童手当は、政府が進めてきた異次元の少子化対策の一つとして、10月から拡充されます。

まず、0歳から2歳までは今まで通り1万5000円。3歳から中学生までは1万円、この金額に変わりありません。

ところが、10月1日からは高校生にも、新たに月1万円が支給されます。

そして、第3子以降については今まで3歳から小学生に限って、1万5000円に増額されていたんですが、今後は全ての年代(0~18歳)が対象となって、さらに、金額は3万円に。

これまで親の所得額が多い場合は、児童手当の減額や対象外など所得制限がありましたが、10月からはそうした所得制限も撤廃され、支援が拡充されるということです。

申請方法などの詳細は、お住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。

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